『俳句・短歌のコーナー（その17）』

『俳句・短歌のコーナー（その17）』

　しばらくサボっていた俳句のコーナー、ゴールドコーストで再開でぇす。海を眺めながらの執筆でぇす。ま、内容はいつものジャズ俳句なんだけど。本日から人名編に戻りますんでヨロシク。

（作品１）　実験は過酷納豆菌凍るまで　（関サバ）

　実験は過酷だなぁ。納豆菌が凍るまでだもんなぁ。冷凍ひきわり納豆の研究施設か？（人名）

（作品２）　熱波浴び　「判子ください」　配達夫来る　（関サバ）

　暑い中、御苦労サマです、配達夫さん。（人名）

（作品３）　可哀相に　栗捨てられた　子が泣けり　（関サバ）

　可哀相に、栗を捨てられた子が泣いてしまった。そりゃ、捨てたらなくって、天津甘栗。（人名）

（作品４）　阿蘇に行く　栗鼠、草千里を　駆け巡る　（塩サバ１号）

　阿蘇に行くとリスが草千里を駆け巡っていることだなぁ。駆け巡ってねーよ。作品３と同じ人名です。（人名）

（作品５）　文字化けにどう刃向かうの本当に　（イリノイ鮭）

　文字化けに、どう刃向かえばいいんでしょうか、本当に。難しい問題です。（人名）

（作品６）　問題が惹起アンドロイドの設計図　（関サバ）

> ＳＦの領域に踏込む、怖いもの知らずの関サバ。

　だそうです。（人名）

（作品７）　知らん振りじょ、上手な人ねあのおっさん　（関サバ）

> 中年オヤジのいい加減さに憤る若手女子社員。

　よくいるよな、そういうオジサン。（人名）

（作品８）　馬なのか？ゲンチャリパーカパーカ走って行く　（関サバ）

> いくらなんでも馬とバイクを間違えるなよ！

　だって。一瞬ボツにしようかと思った程の傑作。（人名）

（作品９）　林家一門の宴のあとペー、パーは悲し　（関サバ）

> 宴の後は悲しくも侘びしいもの。特に大ハシャギのあとは。

前に作ったペデルセンの句、「ペー出る千昌夫」という案もあったんですが、前が続かなくてボツになりました。（人名）

（おまけ）　紙パンツ　半日はいて　破れけり　（塩サバ１号）

　所詮は紙ですねぇ。

　ここまで書いてふと思った。なんでオーストラリアまで来て、こんなもん書かなあかんのか。さ、ホテルに戻ろうっと。