【名　　称】: ホワイトピアたかす（２）
【地　　域】: 岐阜・奥美濃
【アクセス】: （前回までのあらすじ）ボーダーは裏金を積んで「ゴールドパス」をＧＥＴした。
【ガイド】: 　「ホワイトピアたかす」の第２回目です。いや、あとに続く原稿のアテがないもんだから同じネタで延ばす延ばす。５行くらいで終わってしまう話を原稿用紙７枚くらいまでのばし、もうほとんど加賀の金箔師の世界。そこで１句。; 　　　　　金箔師　ひとつ間違えゃ　金隠し; 　つまんない句だなぁ。さて、このスキー場、上のほうは急斜面、そこから下は緩斜面、アンタは中間ちゅう言葉を知らんのか。という斜面構成になっております。急斜面のほうは上から一目見て「こりゃアカンわ。」思いました。「急」のつく言葉というのはロクなもんがありませんな。急カーブ、急ブレーキ、急ハンドル、いずれも事故のもとです。急患、急病、急性盲腸炎、いずれも看護婦さんが忙しくなります。看護婦さんは優しくいたわってあげなければなりません。あとはえーと、急須。これは特に問題ありませんが、コタツの上の急須をひっくりかえしたりすると熱いし、コタツ布団がベタベタになってお母さんに叱られます。そんなわけで、社会通念的にも許されざる急斜面を滑らなかったとしても、どうして後ろ指を指されることがありましょうか。そんなわけで急斜面（特にコブ付きは問題外）は無視しちゃいましょう。下から見て左側の第１クワッドで上った場合、中級者で耐えれるのは真ん中のセンターウェイというコース。上から見て左側（Ａコース）はちょっとコブになっているので、自信のない人は右側のＢかＣコースへ。間違ってもブラック・アヴェニューへ行ってはいけません。日本語にしたら「暗黒街」だもん。何されるか、わかったもんじゃねーって。センターウェイはＡ、Ｂ、Ｃどれを滑ってもダラダラ緩斜面のサンライズゲレンデへ連絡します。このコース、長さ１０００ｍくらいで斜度は１０度くらい。コブもカーブも斜度の変化もなーんもない、実に平穏無事・現状維持・質実剛健なゲレンデです。問題はコース上にびっしりと棲息している座り込みボーダー軍団。特に第５ペアリフト降り場付近がひどく、コース全面横一列にびっしりと座っていらっしゃいます。このボーダーがまた全体的に極めてヘタで、ところかまわず座り込むわ、目の前でいきなりコケるわ、男５人で並んでいるところを写真撮ってくれと言うわ、いったい何が嬉しい？第２クワッドに乗った場合、初中級者はパノラマウェイという尾根尾根尾根尾根したコースを滑ることになります。これは第１クワッド降り場からのコースを合わせると、第３ペアリフト乗り場まで３０００ｍの距離になり、長いことは長いが、疲れるばっかでちっとも面白くないというコースでした。下まで行ったら第３ペアで少し上り、ステップストリート（単なる連絡コース）経由でクワッド乗り場まで。パノラマウェイを滑りたくないなら、クワッド降りて左側のダンシングアベニューがなんとか中級でもこなせます。リフト待ちはそれほどなく、第１クワッドでも５分程度。ただしボーダーが集中する第５ペアはもうちょっと混んでますね。初心者が練習するにはこの第５ペアを利用するしかないが、ボーダーに占領されていてゆっくりスキーの練習する環境ではありません。うーん今回のガイドは内容が充実していたなぁ。でももうスキーシーズン終わりなんだなぁ。来シーズンの参考にでもして下さい。
【設　　備】: 　この奥美濃エリアのスキー場は夜中に家を出て、２～４時頃に到着するスキーヤー（ボーダーを含む）が多い。そういう客を対象に、仮眠室などの設備は充実している。個室だと２５００～３５００円もするが、タコ部屋みたいな休憩室なら８００円か。よくはわからんが。少なくとも８００円出せば温泉は入れるみたいだから、そこらでウロウロしていれば凍死する心配もない。
【総合評価】: 　このエリアでは「ダイナランド」「めいほう」に次ぐくらいの規模ではある。しかし、初中級者は滑るところが限られ、あまりコースに変化もないので午前券（８時～１２時）でいい。「鷲ヶ岳」とは隣接していてリフトも見えているのだが、共通リフト券はなし。ひょいと滑り込めそうな感じなんだけどね。そこでとっておきの裏技を。２つのグループで行って、片方は鷲ヶ岳、片方はホワイトピアの１日券を買う。で、１２時になったら互いのリフト券を交換する。これでＯＫ！だと思うけど。; | Previus | | Up