『 塩サバ通信アクセス解析 』


 思うところあって、再び“アクセス解析”を始めました。いや、掲示板の書き込み頻度を見る限り、うちのサイトが頻繁に閲覧されているとはとても思えず、ま、アクセスカウンタは1日20くらいは地道に増えているみたいなんですが、“ナウでヤングなレンタルサーバ@ロリポップ”のカウンタはいつまでたっても“”のままで、まったくやる気が感じられません。若いんだからもうちょっと頑張って欲しいところでありますが、そこで“アクセス解析”です。今どき、猫缶だって“ささみ懐石”だの“まぐろ懐石”だの贅沢なことを言っているので、“さば”だって解析くらいはしなければなりません。かつて塩サバ2号が管理していた時代には“GigaHit”という無料のアクセス解析をやっていたんですが、無料なのがタタって経営が行き詰まったのか、いつの間にやら消滅しちゃいました。有料でもいい。もっと優良なアクセス解析はないものか?…と思って探したら、ありました。 infoseek がやっておりました。いや、懐かしいですなぁ、“infoseek”。かつては“Yahoo!”と並んで検索エンジンの覇を競っておりましたが、いつのまにやらすっかり零落してしまいました。名前がちょっぴり“イ○ポちっく”だったところが不能者の不興を買ったのではないかと思われますが、アクセス解析の分野ではけっこう頑張っているようで、開設件数は平成15年9月17日現在で130,013件だそうです。無料版有料版があって、無料版のほうはタダです。有料版のほうはお金を取られます。当たり前ですね。で、無料版のほうはバナー広告が表示されます。ま、タダなんだからその分、どこかで利益を得なければならないというのは分かります。でもウザい。…というのが本音のところでありまして、バナー広告が入っちゃうとシンプルを旨とする『塩通』の画面デザインが台無しになっちゃいますもんね。“jazz giant”の古いところも塩サバ2号がサーバの使用料をケチって“トクトク”の無料サーバに移設したおかげで、“1日に15分座るだけで理想のヒップに!”などといったバナーが入って、卓越した僕の文章の気品が著しく損なわれております。ま、初期の原稿って、自分でも呆れるほど内容が希薄なので、別にどうでもいいんですけどね。ま、百歩譲ってバナーの件は諦めるとしても、解析出来るのが1ページだけというのはあまりにも寂しいですよね。これではアクセス・カウンタと大差なくて、この程度のサービスに金なんか払えるかっ!…という気分になってしまいます。ま、無料だから当然なんですけどね。で、二百歩譲って解析ページ数の少なさに目を瞑るとしても、1ヶ月間にフォローされるアクセス数がわずか5万だけというのは、あまりにも心細いですね。アクセスカウンタが1日で20くらいしか増えていないことから考えると、1ヶ月に換算して600アクセス程度。ぜんぜん余裕ぢゃん!…と思われる方もいるかも知れませんが、世の中には“もしかして”とか、“ひょっとして”ということもありますからね。例えば、僕が女子高生をガバっと襲って自宅に監禁して逮捕されたりすれば、“女子高生監禁犯が作ったほ→むぺ→じ”ということで一躍有名になってアクセスが殺到するに違いありません。そして、「ここに書かれた文章を読む限り“女子高生好き♪”という一面はどこからも窺い知ることが出来ず、まったくもって意外な犯行であると言わざると得ない。」などという有識者のコメントが新聞に載ることになると思いますが、そんなことでまあ、有料版のほうを頼んでおきました。これなら無論バナー広告は表示されないし、解析出来るページ数は最大50まで、1ヶ月で最大20万アクセスまでフォローされます。で、お値段のほうは初期費用として1000円取られますが、それ以降は1ヶ月あたり250円と、わりとリーズナブルな価格設定ではなかろうかと。

 で、解析出来る内容としては “アクセス一覧・アクセス推移・生ログ閲覧”、“リンク元UPL、リンク元サイト、検索ワード、検索エンジン”、“ドメイン、OS、ブラウザ”、“ディスプレイ複合統計、解像度、カラー度”、それとユーザー情報として“訪問回数、前回の訪問、初回の訪問、重複アクセス”のデータがログとして記録されることになります。ディスプレイブラウザの情報は、もっともよく使われている環境にフィットするページを作る上では欠かせないんですが、ま、“htmlの超基本編”みたいなタグしか使っていない『塩通』にはほとんど関係ない話でありまして、僕がチェックしたかったのは各ページ別のアクセス数と、リンク元検索ワードあたりでありますな。で、とりあえずのところ、“Mirai Net”と“Infoweb”と“Lolipop”の各トップページ、それに現在のトップページにリンクを貼ってある範囲の新しい原稿、主なコーナーのインデックス・ページを解析してみることにしました。数にして9月22日現在で22ページ50までいったら古いほうから消していって、ま、これでしばらく大まかな傾向はつかめるのではないかと。9月13日に解析を始めて約10日間が経過しましたが、ではその結果を見てみることに致しましょう。

Mirai Net トップページ 273
Infoweb トップページ 153
Lolipop トップページ  31

 ちなみにこれは“トータルアクセス”“ユニークアクセス”とある内の、“ユニークアクセス”のほうの数字です。“トータルアクセス”と言うのは単純にそのページを訪問した回数を示すもので、“ユニークアクセス”というのは雲丹を食べながら閲覧している人の数を表すものです。…って、そりゃ、“ウニ食うアクセス”やがな。…って、こういうつまらないことを書くと見ていた人は即座にページを閉じて、以後、2度とこのページを閲覧することはないと思いますが、例えばトップページから入った人が“jazz giant”のバルド・ウイリアムスのページを読んでいたく感動し、あちこちのページを読みまくったあげく、再びトップページに戻ったりすると、トップページの訪問回数は“2回”とカウントされてしまいます。そういった同一人物による重複アクセスを差し引いた数字が“ユニークアクセス”でありまして、訪問者の実数としてはかなり制度の高い指標と言えるのではなかろうかと。ただし、僕もよくウニを食べながら自分のページをチェックしたりするので、ここから1割ほど差し引いた数字が純粋な訪問者数といった感じでありますな。10日間で“ミライ”と“インフォ”と“ロリ”の3つを合わせて457アクセス。1割引いて、1日あたり40アクセス。ま、無難な線ではないですかねぇ。。。

 が、世の中には飛び込みでやってくるお客様というのもいます。例えば検索エンジン経由でやってくる人というのは検索ワードが“塩サバ通信”とか“塩サバ”とか“サバ”などでない限り、いきなりトップページにやってくることはなく、例えば“jazz giant”の“Vol.11-No.23”とかにいきなり姿を現すことになります。“jazz giant”のコーナーだけでも650ページくらいあるので、すべての飛び込み客をフォローするのは到底無理な相談なんですが、各コーナー、新しめのところだけ23ページ(←トップページ3種を含む)の総計を取ってみたところ、10日間のユニークアクセスで、なんと1597という数字を記録しました。おお、結構やるぢゃん!ま、自分で見た分もあるので1日平均145アクセス『塩通』が全部で800ページあるとして、どのページも平均的にすべからく検索サイトに引っ掛かっていると強引に仮定すると、1日あたり145アクセス×(800÷23)=5000アクセスっ!いや、意外と読まれているものなんですなぁ。ま、想定があまりに強引過ぎるとしても、1日1000回くらいはどこかのページが読まれているかも知れませんね。そう考えると少しヤル気が出てまいりました。

 では実際、どのような“検索ワード”にウチのサイトが引っ掛かっているのでありましょうか?約10日間の結果を見てみることに致しましょう。ちなみに複数のキーワードで検索した場合にはそれぞれ個別のものとしてカウントされるので、“女子高生 ぱんつ”はそれぞれ、“女子高生”×1件、“ぱんつ”×1件となります。

SL-C760 59ポイント
sl-c760 22ポイント
私をスキーに連れてって 19ポイント
勝手にしやがれ 17ポイント
スーパーキャッチャー 17ポイント
歌詞 16ポイント

 以下、「DB200」「DIGIBINO」「寺島まゆみ」「Zaurus」「zaurus」「沢田研二」「サバ」「スチールドラゴン」「事故」「MEG200J」「沢田」「SL-C750」「評価」「しおさば」「塩サバ通信」「meg200j」「c760」「比較」「微笑がえし」「db200」…と、ここまでが5ポイント以上を獲得しております。いやあ、意外でしたなぁ。僕の心の中ではほとんどオマケの要素が強い 『IMPRESSIONS』 のコーナーがもの凄くよく検索エンジンに引っ掛かっております。 特に“ザウルスねた”が頑張っておりますが、阪神の優勝が決定した翌日、“阪神タイガース@スーパーキャッチャー”のアクセスが急増しておりました。キャッチャーの矢野に関するサイトと勘違いされましたかね?で、『昭和歌謡全集』 も健闘してますね。“勝手にしやがれ 歌詞”のように、歌詞を知りたがっている人が意外とたくさんいるようなんですよね。で、この結果を見ていちばん意外だったのは“寺島まゆみ”が、何と13ポイントを獲得してベスト10入りしたことでありまして、スキャンティーズ絡みでちょこっと名前が出てくるだけなのに、「微笑がえし」のアクセス向上に著しい貢献が見られました。寺島まゆみについて知りたい人にとってはまったく何の役にもたたないページなので申し訳ない気持ちでいっぱいなんですが、“Google”で検索すると8件目くらいに出てきますからね。で、かれい技士が馬鹿にしてやまない「私をスキーに連れてって」のレビューも大健闘しております。今後、スキーシーズンの到来によって更なる飛躍が期待されるところでありますが、一方、本業のジャズ関連では “jazz giant artist index” がイケてますね。さすがにこれだけずらずらと名前が羅列されていると、どんな名前を入れても引っ掛かってくるようでありますな。頑張って一覧を作った甲斐がありました。

 で、あとは“検索ワード”の少数意見を押さえておいて、このお話はヤメにしたいと思いますが、“デラックス東寺”。3日に1件ほどあります。「ぶつぞう入門」がヒットします。“渋峠 万座 ツアーコース”。これは「私をスキーに連れてって」ですな。映画とは直接関係なさそうなところでも引っ掛かってくるんですね。“百恵 喫茶店”。この人がいったい何を調べようとしたのか、僕には窺い知ることが出来ませんが、とりあえずのご訪問ありがとうございます。“僕の女王様”。こんなもので何が引っ掛かるのかと思ったら、「BNは全部やる 〜 その5」。ご期待に副えないページですいません。“ロリ系写真”。全部で4件しかヒットしないのに「美・サイレント」が入っておりました。“監視員 プール 露出 長野”。長野のプールの監視員に何があったんでしょうか?“女子高生のぱんつ”。どうしてこんなキーワードでウチのサイトが検索されるのか、理解に苦しみます。しかも“Yahoo!”の検索結果では7件中、上位3位までを独占。心外ですなぁ。“文化人類学 パンツ”。これはまだテーマが高尚なのでワカランでもありません。“ヤンキー娘”。558件中、136件目に「美・サイレント」。よくこの件数までチェックしましたね。“青い水平線を今、ride on time”。「ライド・オン・タイム」の歌い出しって、これでよかったっけ?…と心配になったんでしょうね。僕もよくこういった検索をします。“パンツ 盗まれ”。盗まれちゃったんですかね?で、疑わしそうなWebマスターを探そうとして、僕の名前が引っ掛かったと。すいません。まったく身に覚えのない話でもないので、とりあえず謝っておきます。“塩さば通信”。平仮名で検索かける人、たまにいますね。“三角木馬 SM”。通販で買えるサイトだと思われましたか?“ひと夏の経験 山口百恵 あなたに女の子の一番大切な”。僕も「美・サイレント」の原稿を書く時、まったく同じキーワードで検索をかけました。もしかしてこれ、自分で検索したんちゃうか?…と思うケースもよくあります。

 “プリン体 ウォッカ”。ウォッカにはプリン体が多いんですかね?勉強になりますね。“大和撫子 春 咲きます”。このページはどうせアクセス少ないやろ。…と踏んで解析を掛けなかったんですが、他のページがヒットしたようです。“キャンディーズ スー 人気”。スーちゃん好きの人が、その人気の度合いが気になってサーチを掛けたようですね。大丈夫です。僕もスーちゃんが好きです。“旅子”。わははははは。こんなキーワードで引っ掛かりましたか、“ジャーニー旅子シリーズ”。ちなみに“三浦麻旅子(まりこ)”という人に関するサイトが多数ヒットするようです。“プール ノーパン”。ノーパンでプールに入ってはいけません。“カップヌードル 麺 原材料”。 『プロジェクトX』に触発されましたか?“タイガース優勝 ヌード”。2つの検索キーワードが今ひとつ結びつきませんね。阪神が優勝したら脱いでくれるギャルがいるんでしょうかね?“スクール水着 露出 プール”。プールでスクール水着を脱いで露出してくれるギャルがいるんでしょうか?もしかしたら、秀子?で、続いては“エロseed”。何なんすかね?僕としてはそんなものを話題にした覚えはないし、だいたい“エロseed”というのがどういうものなのかもよくワカランのですが、 「SWAMP SEED」 がヒットしておりました。アルバムタイトルと“エロチック侍”が引っ掛かったようですね。“有害玩具”。ずーっと昔のネタから“one finger snap”のインデックスにたどり着いたようです。“文化人類学 批評”。何だか、物凄く真面目なサイトを調べたかったようなんですが、その結果が「書評deポン♪」ではあまりにも得られるものが無さ過ぎます。“キャンディーズ メンバー 大田”。キャンディーズにそんなメンバー、いましたっけ?“ああん 真理子 いやあ”。ああん、真理子ってば、そんなことぉ♪…って、いやあ、この人はいったい何を調べようとしたんでしょうね?“ちんこ 宅配便”。こんなキーワードで検索するほうもするほうなんですが、引っ掛かるサイトにもかなり問題アリですね。

 とまあそんなことで、検索エンジンを使う場合は、よほど検索ワードに注意しないとロクなサイトがヒットしないことが判明した次第でありますが、無論、このページにもアクセス解析用のログが埋め込まれております。“真理子 ああん”で検索した人が再びこのページにたどり着くことがないよう祈りつつ、このお話はおしまい。

(おしまい♪)



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