高校の修学旅行の際、組合加盟地獄であるにも関わらず、時間の都合からなのか見せて貰えなかったのが “白池地獄” と “かまど地獄” と “金龍地獄”（←当時は組合員だったらしい） 。　今回 “金龍” は休業中で見ることが出来ず、 “白池” はちゃんと見ることが出来たんですが、ま、別に見なくてもよかったかな？…という気が。　となると、残された未体験ゾーンは “かまど地獄” だけということになるんですが、未体験だけに、見たいけん。　そんな気もするし、端からハズレなような気もするしー。　何せ、 これ ですからね。　期待しろというほうが無理な相談だと思います。　が、結論から先に言ってしまうと、意外とよかったりしたんですが、地獄の１丁目から６丁目まであるんですよね、ここ。　いろんなタイプを地獄を見ることが出来て、ちょっぴり得した気分♪

　ということで、まずは１丁目。　イッチョメ、イッチョウメ、わおー♪　「東村山音頭」 なら、いきなりピークということになるんですが、かまど地獄の１丁目は、ちょっぴり地味め。　微妙な大きさと色と泥加減の地獄。

　で、次。　２丁目。　“かまど地獄” といえばコレやろ！？　…という気がする、どうでもいい感じの鬼。　いやがおうにも、この地獄、失敗やったな。…といった厭世観が漂ってきます。　ちなみにこれ、ただ単に鬼なだけではなく、ちゃんとした仕掛けがあります。　どういう仕掛けなのかと言うと、足元のところに噴気孔があったりします。　地味ィな感じで湯気が出ているんですが、その湯気にマッチの火やタバコを近づけると、あら不思議。　いや、僕は煙草を吸わないし、放火魔でもないので、火の持ち合わせがなくて試すことが出来なかったんですが、この湯気にマッチの火やタバコを近づけると、地味な感じで噴き出していたのが、ちょっぴり派手になるんだそうで。　それは凄ぇ！！

　ということで、次。　３丁目。　これはアレです。“ミニ海地獄” っぽい地獄ですな。　RAW現像する際にちょっぴり （かなり？） 色温度を下げてやれば、ご覧のとおり、何とも神秘的なブルーに♪　いや、実際にもこれくらい綺麗だったんですけどー。　ただし、数ヶ月単位といった長いスパンで色が変わるらしいので、いつ行っても海地獄であるという保障はありません。

　４丁目は“ばばちい坊主地獄”っぽいです。

　５丁目は “白池地獄” 系です。　３丁目同様、長いスパンで色が変化するようですが、今回は普通に白かったですな。　入浴剤を入れて、もっと珍しい色にしたほうがよかったかも？　で、写真のほうは地獄の噴出っぷりをアップで撮ってみました。　…といった作品だったりします。

　６丁目。　RAW現像する際にちょっぴり色温度を上げて、赤色強調フィルター処理をしてやれば、あっという間に “ミニ血の池地獄” の出来上がり♪

　とまあそんなことで、竜巻とカバとゾウとワニと熱帯魚以外は、何でもある♪　…といった感じで、１箇所しか地獄を見る時間がないという人にはイチ押しの地獄なのでありました。　で、残る “血の池地獄＆竜巻地獄” に関しては、こちら。