【名　　称】: 多度山・多度大社
【所在地】: 三重県・多度町
【アクセス】: 　しぐれ城から国道２５８号線を大垣方面に走り約１５分走ると左手に鳥居が見えてくるので、信号を左折すれば多度大社のほうへ行ける。多度山の頂上まで道路はあるが、一般人が車で走ると多分怒られる。近鉄養老線の多度駅の近くに駐車場があるので、そこに車をとめて歩いて登ろう。
【ガイド】: 　皆さん今日は。アンケートで「くだらない」と書かれてしまった「桑名発観光ガイド」の時間がやってきました。「しぐれ城」に「鬼頭商店」に「天武天皇御足洗井戸跡」に「ますお駅」やもんな。思わず「くだらない」と書いてしまった気持ちもわからないでもないが。なお、アンケートというのは選択肢をクリックするだけでとっても簡単なので、今これを読んでる人は是非答えてみて下さい。メールアドレスを書いてくれた人にはもれなく返事を書きます。ただし「くだらない」と書いてきた人は無視します。; 　さて、今回は多度山と多度大社。２５８号線を走って桑名から多度町に入ると、左手に見えてくるのが多度山です。たどやま。木曽三川公園のところからも見えますね。添付の写真は千本松原のあたりから撮影したものです。標高は４００ｍくらいで、小学校の遠足なんかでよく登らされます。遠足と言えば定番の質問、「先生、バナナはおやつに入るんですか？」というのがあるが、そんなこと聞くヤツ、本当にいたか？少なくとも私の小学校生活６年間の中では一度も聞いたことなかったぞ。私の小学生時代の遠足のおやつと言えば、ベビースター・ラーメン、イカの姿フライ、ロッテのグリーンガム、明治チェルシー・ヨーグルトスカッチ、明治アポロ・チョコレートが定番でした。おやつ３００円以内で、買ったおやつの合計金額が２６７円だったりすると、３０円の明治ドロップかカルミンを買いました。さて、多度山。４００ｍといえば平面なら小学校の校庭２周分、グリコなら１．３４個分の距離なのだが、山の高さとなると結構しんどい。頂上に着いたらすぐに昼飯だったような記憶があるので、子供の足で２時間くらいのコースか。しかし苦労しただけのかいはあって、頂上からは素晴らしいパノラマを見ることが出来るのだろうな、多分。全然覚えてないが。タンボしか見えなかったような気もするが。まあ木曽三川くらいは見えるでしょう。うまくいけば伊勢湾くらいは見えるかも知れません。四駆なら車でものぼれるような道なので、登攀するのにハーケンやカラビナ、あぶみ、ピッケル、ピッコロ、じゃじゃまるなどの特別な装備はいりません。体操服と運動靴さえあればＯＫです。; 　続いて多度大社。伊勢に参らば多度にも参れ、多度に参らにゃ片参り、あーえいやさー。と歌われたほど立派な神社なのである。「あげ馬」で有名ですね。「あげ馬」というのは馬のてんぷらではなくて、馬に乗って崖を駆けのぼり、成功した数が多ければその年は豊作だ。というような神事です。昔は馬に薬を注射してたそうですが（元祖ドーピング）、動物保護団体が文句をつけたので、注射は中止されました。おかげで今年の三重県は全国一の不作でした。どうしてくれる、動物保護団体。; 　夏になると川をせき止めて作った「多度の天然プール」というのも出来ます。これはものすごく水が冷たくて、５分も入っているとチアノーゼになって、天然フジキくん状態になれることで人気です。多度のお土産には紅梅焼と多度豆をどうぞ。紅梅焼は生姜の味のするむっちゃ堅いせんべいで、子供に喜ばれないこと必須です。多度豆はほとんどキナコの固まりで、甘くておいしい。なお多度山登り口の駐車場のトイレは水が流れなくてウンコが詰まってましたが、２年くらい前に私が修理したので、とっても清潔です。サルも出ます。; | Previous | Up | Next