【タイトル】

紀伊長島にレイが出た

【所 在 地】

三重県・紀伊長島町

【アクセス】

伊勢自動車道を勢和多気ＩＣで降りて国道４２号線を尾鷲方面に走った場合、「あ たま神社」の大内山村を過ぎて紀伊長島まで来るとようやく海が見えてきます。インタ ーから１時間弱。ここまで来てようやく「意味があったなー。」という感じ。景色はい いんだけど書くことはないんだよなー。

【ガ イ ド】

「さて、今回は紀伊長島です。」

「では皆さん、さようなら〜。」

「なんでやねん！」

「だって今回、ぜんぜんネタがないんだもん。くだらない話ならいっそ書かないほ うが・・・」

「いっつもくだらんやん！というわけで、私達は大内山と紀伊長島との境にある荷 坂峠を走ってまーす。」

「鶏の・・・」

「それはトサカ！」

「サザエさんの隣・・・」

「それはイササカ！」

「というわけで、あーっ！海が見えてきましたーっ！」

「ちょうど展望台みたいになってますね。ちょっと車を停めてみましょうかぁ。」

「じゃ、写真を１枚。あーっ！空にヒトの顔が写ってるぅ！（写真１）」

「アンタが書いたんやろ！」

「怖〜い、心霊写真ですねぇ。この顔からすると、恋にやぶれて海に身を投げた京 ヶ原恵美子１８歳・・・」

「誰なんだそれは！」

「職業消防士。ごみ箱を見ると思わず火をつけずにはいられないという・・・」

「放火魔やん！」

　というわけで、一行は高塚山公園へ。荷坂峠を越え、街中を走り、左手に海が広 がり、トンネル越えた信号のない交差点を看板にしたがって左折。１０数台とめれる駐 車場に車を停めて、そこからは歩いて展望台をめざしましょう。右手に海が見えてきた ら行き過ぎです。行き過ぎてしまったら、そのまま真っすぐ行っちゃってくださいね。 そうすると豊浦海岸（写真２）へ出ます。

「ここが豊浦海岸でーす。」

「奇麗ですねー。泳げるんですかぁ？」

「残念ながら遊泳禁止です。」

「じゃ、真剣に泳ぐのはいいんですね。遊びじゃないんです。僕、真剣なんです！ みたいな。」

「私の言いかたが悪かった。泳ぐの禁止。」

「まちがって海に落ちた漁師なんかも泳ぐの禁止。泳いじゃいかーん。そのままじ っと死を待て！」

「助けろよ！」

　ちょっと話がそれますが、ここ紀伊長島で有名なのが「孫太郎オートキャンプ場 」。荷坂峠を越えてすぐを看板にしたがって左折しましょう。全国オートキャンプ協会 かなんかが認定した、全国でも数少ない「５つ星」のオートキャンプ場です。

「孫太郎って何のことだかわかりますぅ？」

「孫から生まれた孫太郎！みたいな。」

「やしゃごかい！孫太郎というのは紀伊長島のシンボル、カンムリウミスズメの別 名です。」

「具志堅用高ぉ？」

「それはカンムリワシ！」

「炎の演歌歌手ぅ？」

「それは冠二郎！」

　さて話をもどして。豊浦海岸からの帰りには高塚山へ登りましょう。駐車場から 展望台まではちょっと距離があり、歩いた次の日はちょっぴり筋肉痛でした。でも、苦 労しただけの甲斐はあり、ＵＦＯみたいな形の展望台からは熊野灘に浮かぶ島々がよー く見えました。

「さあ、とりあえず写真を１枚。あーっ！（写真３）」

「霊のネタはもう駄目だぞ！」

「いやですねー。いくらネタに困ったからって同じことを２回も・・・」

「じゃ、空に書いてある顔はなんなんだよ！」

「いい景色ですねっ！」

「おまけに花輪のレイと、礼してる人も・・・」

「で、右下でピアノを弾いているのが・・・」

「レイ・チャールズかい！」

というわけで、ネタがなくてヒジョーにキツかった紀伊長島編はこれにて終了。ご めんね、つまんなくって。

　　　つまんない　それが私の　いいところ

よくねーやい！来週は更に南下して海山町編です。では。

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