【タイトル】
オーストラリアは冬だった（ゴールドコースト編−５）
【所 在 地】
南のほう
【アクセス】
（前回までのあらすじ）　志摩子はムービーワールドへ行った。
【ガ イ ド】
「さて今回は夏休み明け特別スペシャルということで・・・」
「ほう。」
「特別に短くします。」
「短いんかい！」
「私も長年、志摩子をやってきましたが・・・」
「もうどれくらいになりますか？」
「３ヶ月くらい・・・」
「短いやん！」
「そろそろ志摩子であることに疲れまして、そろそろ・・・」
「どうするつもりですか？」
「志摩子をやめてハマ子になろうかと・・・」
「何の意味があんねん！」
「いや私も意味ないなーと思ったからハマ子になるのはやめようと・・・」
「最初からやめろって！」
「ところで私、なんで志摩子なんでしょうね？」
「三重県出身だからじゃないんですか？」
「愛知県出身なら鯱子、岐阜県出身なら鵜子。」
「ウコはちょっとなぁ・・・」
「ペン習字は上手そうですけどね。」
「それはミコ！」
「お酒はぜんぜん駄目で・・・」
「それは下戸！」
「昔のことは・・・」
「それは過去！」
「ということで私、もし生まれ変われるなら鳴門渦子がいいなあって・・・」
「なんでもいいからオーストラリアの話を進めろって！」
　
　鳴門の渦潮を眺めながら詠めり。
　
　　渦潮や　元大関？　そりゃ朝汐　（志摩子）
　
　うわぁ、サイアク。これじゃ塩サバ通信レベルの俳句ですね。志摩子、落ちると こまで落ちたって感じ。さて今回は「１度もオーストラリアの話が出てこないオースト ラリア日記」というものを目指そうかと思ってるんだけど・・・
　
「目指すなよ！」
　
ちょっとぉ、人のエッセイにまでツッコミ入れないでくださるぅ、塩サバさん。だ いたい３０過ぎて塩サバとか鰈とか名乗って、恥ずかしくないのかなぁ。男の人ってい くつになってもコドモなんだからぁ。オオトカゲ？それはコモド。ということで今日は コモドオオトカゲについて考えてみたいと重いマス。って、なんじゃこの漢字変換は。 マス婆さん（８３歳）ちょっと太りすぎぃ、みたいな。いつもこんな感じだもんね、塩 サバ通信のジャズのコーナーって。真面目にジャズについて知りたかった人は怒り心頭 。なのに「あちゃらナビ」ったら「ジャズ関連情報：塩サバ通信　知りたい人向け」だ もんね。もう笑っちゃう〜。
　
　＠　さて、今回は「ムービーワールド」の第２回目です。
　
「あ、ポリスアカデミーが始まるみたいですよぉ。」
「行ってみましょう。」
「ポリスというからにはウイスキーの話なんでしょうね。」
「それはトリス！」
「不思議の国の・・・」
「それはアリス！」
「谷村新司は元・・・」
「それもアリス！」
「ねずみに似るが大きく愛らしい。森林にすみ敏しょうで木の実などを食べる。尾 が長い。」
「それはリス！」
「危険ですよね。」
「それはリスク！」
「カジってラリラリ・・・」
「それはクスリ！」
「コドモの頃、よくカジりましたねぇ。」
「薬をですか？」
「ええ、ウチが薬屋だったもので。」
「ペンキ屋や言うてたやん！」
「薬とペンキを両方売ってたもんで。」
「どんな商売や！」
「“シンナーを卒業したらラリハイ”をモットーに・・・」
「するなって！」
「で、ラリハイについて調べてみたくて“ラリハイ＆睡眠薬遊び”で検索してみた ら・・・」
「凄いのがありましたねー。」
「最近、人生がピンチの稲葉さん！」
「なんでそれを知ってる？みたいな。」
「稲葉誠二だって。名前もちょっと似てますね。」
「小説の部屋。稲葉さん一号、稲葉さん二号・・・稲葉さん十二号！」
「発想も同レベル！」
「書き続けていく事が不可能となり、このページを閉鎖します、だって。人ごとじ ゃないなぁ。」
「身につまされますねぇ。」
　
　＠　というわけで「ムービーワールド」の第２回目です。って、話が進まんやん ！
　
　えーと、「ポリスアカデミー」というのは「お笑い風スタントアクション」って 言う感じの出し物みたいです。観客席はですね、水族館でアシカのショーとかやるとこ ろみたいな感じです。アシカのショー。ちょっとだけ明日のジョーに似てますよね。ア ショーカ王とはあまり似てないんだけど・・・。私は塩サバさんと並んで真ん中あたり の席に座りました。もう誰も覚えてないとは思うんだけど、今回のオーストラリア旅行 は「いい旅・夢気分」の撮影のために来てるんですよぉ。途中から思いつきでそういう ことになって、私は急遽オーストラリアまで塩サバさんを追いかけて来たみたいな形に なって・・・。この点が「塩サバ通信・新宿オフ」（私は所用があって出席できなかっ たの。近所のスーパーで豚コマの特売があったので・・・。）でも問題になったみたい で。私、わざわざオーストラリアまで塩サバさんを追いかけて来たワケじゃないんです よぉ。あくまでも「お仕事」なの。ワタシ「面食い」だしぃ、塩サバさんじゃねぇ・・ ・。私ね、好きな人がいるんですぅ。わっ、志摩子だいたん発言！でもその人には奥さ んとかわいい娘さんが・・・。でも、でも・・・。
　
　愛しき人に思いを馳せて詠めり。
　
　　独り聴く　Ｍｙ　ｏｎｅ　ａｎｄ　ｏｎｌｙ　ｌｏｖｅ　（志摩子）
　
あなたは「たったひとつの愛」を誰の為に吹いたのですか？冬のオーストラリアは 私には寒すぎます。
　
（「志摩ぴょんのウキウキ旅行記〜オーストラリア編」より。）
　
　さて、「ポリスアカデミー」が始まりました。なんでもいいけど、観客席は外人 でいっぱいやん。もしかしてここ外国なんちゃう？と思うくらい。警察官の格好をした 人（これも外人）が観客席の通路のところに立って、なんかしゃべっています。やがて 観客席にまでのぼってきて、しきりに客になんか話しかけます（英語で）。どうやら客 が何人か「お芝居」に参加させられるシステムみたいです。「やばい！」と反射的に思 いました。わい、むっちゃシャイやねん。アフリカにいる？それはサイやがな。こうい うの苦手なんっすよね。気のきいたこと言えへんし、英語しゃべれんし、演技できへん し、ＪＡＣでスタントの訓練うけたワケやないし・・・。ひたすら「微分積分」の授業 の時のように「当てられませんように。」と念じつつ、「警察官」と目を合わせないよ うにしながら、この嵐のような時間が過ぎるのを待っておりました。さすがに東洋から 来た冴えないサバ顔の男は「これは使えそうもないでぇ。」と判断されたのか、無事ご 指名から逃れることができ、現地民らしきお兄さん、お姉さん（←カワイイ）各１名ず つに白羽の矢がぐっさり刺さったのでありました。で、指名をうけた３人目。この兄ち ゃんは真ん中あたり、前から３列目あたりに座っていたんですが、警察官の帽子をとり あげたり、キスする真似をしたりで（←どうやらホモらしい。）観客は「馬鹿ウケ」状 態。シロートでここまでウケれるとはさすが外人、ノリが違うなぁ。（もっとも全部英 語だから、しゃべってることは全然わからん。まわりのガイジン客が大ヨロコビだった からきっとオモロイんやろと判断いたしました。）
　ここからショーが本格的に始まるんですが、派手にスピンしたりウィリーしたり のカーアクション＆火ぃ吹いたり上から落ちたり「３人目のシロート兄ちゃん」が大砲 で空に向けて１０メートルくらい飛ばされたり（この兄ちゃん、サクラの役者だったん ですね。どうりで。）のスタントショーで、なかなかに派手でした。言葉がわからなく ても充分に楽しめ、ここムービーワールドの出し物の中ではイチ押しだと思います。（ 充実したガイドだったなぁ。）
　
　ポリスアカデミーを眺めながら詠めり。
　
　　外人の　姉ちゃんかわいい　婦人警　（塩サバ１号）
　
　　つかの間の　心の隙間を　焦がす火よ　（志摩子）
　
　うーん、ムービーワールドみたいなところは「俳句」を詠むにはどうも・・・。 なんか放火魔の心象俳句みたいになっちゃいましたぁ。全国の志摩子俳句ファンの皆さ ん、ゴメンね。お詫びのシルシに全然関係ないけど、金山南ビルから名古屋の街並みを 見下ろしながら詠めり。
　
　　白き街　見下ろす心に　秋の風　（志摩子）
　
なんでもいいけど先に進まないですねぇ、「志摩ぴょんのウキウキ旅行記〜オース トラリア編」。実は私、あまり「ウキウキ」してないんですよぉ。「ウッキー」もして ないし。サルやないって！やっぱり、あの人がいない冬のオーストラリアは何もかもが 寒すぎるの。日本は今頃、梅雨なのかな？
　
　　君となら　大仏見たい　君と奈良　（志摩子）
　
あなたとなら、たとえつまんない「奈良・大仏見学ツアー」でも心がはずむだろう になぁ。ということで、ムービーワールドではこのあと２つのアトラクションを見学し たので次回に続きます。ええかげんにせえ！と、書いてる本人も思いはじめてきたこの コーナー。どうなっちゃうのかなぁ？ちょっと私の俳句も馬脚をあらわしてきたみたい だしぃ。ということで志摩子、もう日本へ帰ることにしま〜す。
　
　　潮騒を　窓越しに見る　別れの朝　（さよなら♪志摩子）
　
（「志摩ぴょんのウキウキ旅行記〜オーストラリア編」・完）
　
　というわけで志摩子、突然の帰国！引き際を心得ている女、志摩子。ただ書くの が面倒になってきただけの話だけど。あ、オーストラリアの話はまだ続きます。来週か ら普通の作文風に戻りますので。志摩子さん、最近では「レッツ・プレーステーション 」のコーナーにも登場してますので、そちらをよろしく。現在、小説延髄にて純恋愛小 説『志摩子の夏』の連載も構想中です。ということで、また来週。

| Previous | Up | Next
GigaHit