【タイトル】
絶対合格！塩サバがゆく（高知〜鳥取編その１）
【所 在 地】
とりあえず高知県
【アクセス】
大阪空港から飛行機に乗ってね。
【ガ イ ド】
　はい、今週から新しいシリーズです。とりあえずまた、高知のお話。当時の記録 を見ると「２月２８日」となっておりますので、浅草橋で中華料理を堪能した約１週間 後のことでございます。私立の入試が無事に全滅し、最後の砦の取手二高。昔、強かっ たんだよね、甲子園で。桑田・清原のＰＬに勝って、優勝したりしました。ちなみに私 は桑っち、清ぴょんとは同じ学年でぇす。だからなんだ？と言われると困るんですけど ね。ということで、最後の砦の国立入試。ちょうどこの年から国公立大学の受験システ ムが変わりまして、入試日程が前期・後期に別れて２校まで受験できることになりまし た。ありがたいことでございますぅ。１本でも人参〜♪と子門真人も歌ってましたし。 （←関係ない。）そういえば、イッパツでも妊娠〜♪という替え歌もありましたね。い や、今とっさに思いついたんですけど。「明るい家族計画」はしっかりね、のぶおくん とはる子ちゃん。（←キリスト教倫理的教育映画「未成年の性」参照。）そういえば、 この映画を見た感想を書け、というラカラ神父の問いに対し、「風邪ひいとるのに〇〇 〇するな！」という意見が出されておりました。もっともなご意見だと思います。でも 我慢できなかったんだよねー、のぶおくん！
　
　えーと、２校受験のお話。１年間みっちりと代々木ゼミナールで勉強すれば、ど れだけ立派な代々木系青年になれるのだろう？という一年前の期待とは裏腹に浪人生活 は無為無策に時は過ぎ、無策は木をきるぅ〜♪へいへい♪いやあ、一年前より確実にア ホになってますな、こりゃ。ということで、受験１校目（前期日程）は高知大学に決定 。去年の借りとホワイトデーのパンツは、きっちり返さなければ男がすたります。問題 はホワイトデーに黒いパンツを贈ってもいいのか？という点と、もう１校どこを受験す るか？という点ですな。受験校のほうはわりとすんなり決まりました。鳥取です。鳥取 大学の農芸化学科。いや、「２次試験の科目が化学だけである。」というような安易な キモチで決めたわけではなく、えっとぉ、ほら・・・。そうそう、鳥取大学の農学部と 言えば、ラッキョ栽培に関しては日本一だしぃ。いいですねぇ、ラッキョ。おなかの上 で貝殻を割る姿がとってもラブリー♪ということで問題のひとつは解決をみました。そ ういえば昔、名古屋場所で快傑をみたことがあったなぁ。どうでもいいですけどね。残 る問題は「ホワイトデーの黒パンツ問題」ですな。これはクントンの「ホワイトハウス 不適切問題」とならぶ重大な局面をはらんでおります。いや、孕むようなことはしなか ったみたいですけどね、ルインスキーちゃん。もぉ、ルインスキーったらルインが好き なんだからぁ♪ということで、個人的にはパンツはやっぱり白がいいと思います。水玉 とかイチゴ模様とか花柄とかならまだ許せますが、蕎麦ガラはいけませんなぁ。なんか 、ちくちくしそうだしぃ。
　
　ということで、国立大学の受験は高知大学と鳥取大学の２校に決定しました。し かし決定したのはいいけれど、高知と鳥取ではあまり脈絡がありませんなぁ。東日本の 人々にとってみれば、高知も鳥取もなんか西のほうにあるから同じぢゃん！と思うでし ょうが、高知は太平洋側、鳥取は日本海側。四国山脈を越え、瀬戸内海を渡り、中国山 脈を越えて日本海を渡り、北京あたりでラーメンを食べながらふと重大な事実に気がつ いて愕然として叫びます。
「しまった！行きすぎた！」
あまりにも迂闊だった宇野勝男くん（１８歳）。勝男くんに明日はあるのか？（← こんなアホに明日はない！）ということで、「いろんな乗り物に乗って３つの海を眺め るツアー」、いよいよ開始でぇす。
　
　えーとまず、自宅から萱町のバス停まで「乗り物その１：徒歩」で向かいます。 はたして「徒歩」というのが乗り物に該当するのか？と言われると困るんですが、杜甫 は李白と並ぶ詩人だしぃ。萱町のバス停から桑名駅前までは「乗り物その２：バス」で あります。いいなぁバス。最近はやってますもんねぇ、ブラックバス・フィッシング。 残念ながら三重交通のバスは白バスなんですけど
桑名駅から大阪難波までは「その３：近鉄特急」で向井千秋。なんでもいいけど「 宙返り、何度も出来る、無重力」って、ＮＡＳＡだけにひねりがナサすぎぃ。「みずの まりつき、できたらいいな」という下の句も小学生レベルですよね。ま、小学生が作っ たんだからいいんですけどね。下の句なら下の句らしく、「宇宙人と、デキたらいいな っ♪」とか。ひなの、地球のオトコには飽きちゃったのぉ♪（←昆布くんピンチ！）で 、難波駅から大阪空港まではバスですな。「空港における正しい飛行機の乗りかた」と いうのは１年前にしっかり学習しているので、今度は楽勝ですな。またたくまに「飛行 機乗り場」に到着し、手荷物検査のお姉さんにバッグを手渡し、鼻歌なんぞを歌いなが ら金属探知機のゲートをくぐったところ、いきなりブザーが「びーびーびー」。たちま ち係りのお兄さんに全身をくまなくサワされちゃいましたぁ。あ〜ん、そんなことぉ♪ しかしなんですなぁ。お兄さんにサワられて、思わずイケない快感に目覚めちゃったり したら大阪空港は責任とってくれるのか？一夜を過ごすホテルの一室くらいは用意して くれないと、ああ私、どぉにかなってしまいそぉ♪なんていうヘンな乗客が来たらどう するんでしょうね。というようなことを考えながらお兄さんに・・・あ、そんなとこぉ ♪サワられていたわけなんですが、その横ではやはり何物かを検知されたらしい若いお 姉さんが係のお姉さんにサワられておりました。おーおー、あんなところまでぇ。いや いや・・・。
　
　無事、無罪放免となって、やれやれとため池をつきながら香川県に多いのはため 池ぇ。無事、無罪放免となって搭乗手続きを済ませようとお姉さんに航空券を渡したと ころ、
「あ〜ん駄目ぇ、まだ早過ぎるわっ♪」
なんて言われてしまいました。なんでや？ひなのちゃんは朝の９時からＯＫなんだ ぞ！しかたなく１０分ほど待って、お姉さんの「ＯＫサイン」が出されると同時に、せ っかち塩サバくんは周囲の目を気にしながら素早くすませたのでありました。いやー、 搭乗手続きは出発の１時間前からなんですね。道に迷って遅れるといかんと思って、早 く来すぎちゃいました。手続き一番乗りだったので、当然座席は「１−Ａ」というよう な番号だろうと思っていたら、なぜだか「８−Ａ」という番号でした。さて、出発まで 約１時間。私は鞄から司馬遼太郎センセーの「竜馬がゆく」を取り出して読んでおりま した。いや、去年ですね、桂浜で出会った徳島男くんが「高知と言えば坂本龍馬だぁ！ 」と叫んでいたのを思い出し、幼妻サバ子は出発前に近所の本屋で全８巻中２巻までを 買ってこようかと思ったんだけどぉ、お金がなかったからとりあえず万引きしてみまし たぁ。ほら、だって「アレ」の日だったしぃ。毎月５日・１５日・２５日は万引きの日 （サバ子制定）でぇす！でも、オンナってついイケナイことしちゃう日ってあるのよね ぇ。会社に行けない日とかぁ。毎月８日・１８日・２８日は無断欠勤の日（サバ子制定 ）でぇす！でも、オンナって、いきたいと思ってもイケないことってあるよねぇ。早す ぎてイケないとかぁ。だから私、１年ぶりに島男くんから電話をもらったとき、ついふ らふらと誘いにのっちゃったのぉ。あ、いけないわ、そんなことぉ！私には夫が、象印 にはポットが・・・。（「新・幼な妻サバ子の背徳」より抜粋。）
　
　いや、想像以上に面白かったです「竜馬がゆく」。今まで歴史小説とか全然読ん だことなかったんですが、これがきっかけで「幕末物好き」になっちゃいました。いや 、幕末の「物好き」ではなくて、「幕末物」好き。物好きというより、ただの通りすが りの女子高生好きだしぃ。そうそう、「女子校通信」なんですけどね、私の投稿、ボツ になっちゃいましたぁ。「とても面白い投稿ありがとう。ＨＰに載せてもいいですか？ 」なんて優しいメールをくださったのにぃ。騙したのね、だました達郎！というわけで 、搭乗待ちの１時間はあっという間に過ぎ、いよいよ飛行機に乗り込みです。相変わら ずのＹＳ−１１（６４人乗りプロペラ機）で、席について初めてわかったんですが、「 ８−Ａ」というのは非常口に一番近い席なんですねぇ。なるほどぉ。これでもし飛行機 が墜落しても、僕だけは真っ先に助かるねっ♪
しかし、飛行機が離陸して初めてわかったんですが、飛行機の非常口というのは主 翼のところにあるわけなんですねー。ドアを開けると翼の上に出られるようになってい る。すなわち「８−Ａ」という席はせっかく窓際にありながら、外を眺めても白い翼以 外にはほとんど何も見えん！という席なのでありました。去年はヤモリ親父、今年はハ ネで、私の飛行機ライフはいつも不幸なのぉ。ということで大阪を出発したＹＳ−１１ 型機は離陸から約５０分で、春まだ浅き高知県は南国市へと到着したのでありました。 塩サバくん（１８歳）、１年ぶりの高知のお話は次回へ続きまぁす。 　 　　　　　（つづく）

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