『さんま￥９８の京都紀行（その３）』
　（その３）ですね。さ、頑張ってまいりましょう。
　
　さて今回はおすすめの宿ホワイトホテルの短所について。
　
短所：（その１）ボロい！
まあこれはほんとに主観に依存します。私は許容範囲ですけどね。でも清潔ではあ りますよ。ご自分でご確認ください。
　
　君は「落とし紙式便所」を知っているかい？えーとですね、この話を詳しくする と「爽やかニコニコ健全サイト」である塩通から「爽やか」の３文字が消え去ってしま いますので、深く追求するのはヤメましょう。ま、簡単に言えば「ぼっとん式便所から 水洗便所に移行するその過渡期に登場した高度成長期時代に咲いた一輪のアダ花のよう な便所」であります。略して「アダ便」。ちょっぴり和田勉に似てますね。で、私が昔 よく利用した浜島町の旅館は、この「落とし紙式便所」を採用しておりました。要は「 蓋のついた汲み取り式便所」ですね。普通の汲み取り式便所の「投下口」に、足踏み式 ペダルで下方向に開閉する「蓋」があるわけです。そこに「落とし紙」をひいてその上 に用を足し、しかるのちに足でペダルを踏み込めば、あわれ「落とし紙の上のブツ」は 蓋の上を滑り、下部の○槽部分に姿を消す、という仕組みになっております。結局のと ころ、かなり詳しく書いてしまったわけですが、そんなところによく泊まっていた私と しては多少のボロさではまず驚かないと。まあ結局、それが言いたかったわけです。
　
短所：（その２）バスタオルが無い！
支給されるのは西洋手拭い１本、浴衣と帯、使い捨て歯ブラシ（練り歯磨きチュー ブ付）、風呂上がり用足拭きマットのみです。枕カバーとシーツは当然ですけどね。ボ ディーシャンプーはおいてあります（ちゃんと部屋番号が書いてある）。最大の難点は まずバスタオルが無いことでしょう。女性が洗髪した場合は困りますよね（私は手拭い 一本で充分。だいたい日本男子たるものがバスタオルでちゃらちゃら拭くな）。これは １００円でレンタルしてくれます。シャンプー、リンスも１００円くらいで売ってくれ たと思います。よってそれくらいは自分で持ち込むようにしましょう。あとドライヤー は無料で貸してくれます。目覚まし時計も無料で貸してくれます（もちろん電話にモー ニングコール機能はあります）。
　
　電話があるぅ？なんて贅沢な！それで文句を言ったらバチがあたります。バスタ オルも、部屋風呂がない普通の旅館だとまずありませんね。タオルというよりむしろ、 限りなくガーゼに近い！というような布切れが１枚つくのが元幕下・関の山（岐阜県関 市出身、３７歳独身）です。あのガーゼ風のタオルで「前」を隠すと、「見えそうで見 えない。」という絶妙の「超薄消し」状態になるということは、マニアの間ではよく知 られております。なんでもいいけど、だんだん「爽やか」でなくなってくるなぁ。
　
短所：（その３）冷蔵庫が無い！
まあ、そういうビジネスホテルは多いですよね。自動販売機はホテル内にあります からご心配なく。それでもご不満な方は歩いて数分のところにいかにも酒屋から拡張し たとわかるコンビニがあります。氷はホテル内で取り放題なので、工夫してビールやソ フトドリンクを冷やしましょう。
　
　ホテルにある冷蔵庫の中には、なぜ必ず「まむし系」があるのか。ホテル側とし てはこの「まむし」を用意することによって、いったい客に暗にナニをしろと要求して いるのか。明日は元気に仕事しようね！きっとそういうことなんでしょう。だって、ビ ジネスホテルなんだも〜ん♪
　
短所：（その４）容易に外部の人が侵入できない！
原則的にはフロントの前を通過しないと部屋には向かえません。独身寮なんかで管 理人さんの部屋の前を通らないと入れないのをイメージしていただければＯＫです。こ こで問題となるのは、逢い引きです。フロントでの検問をうまく突破する度胸が必要で しょう。またはどこか街中で出会って一夜のアバンチュール、この場合、仮に検問を突 破できたとしても、ホテルのボロさ、室内の貧乏臭さから女性の方が醒めてしまうこと 請け合いです。そして最後に、これは京都へやってくるおじさんのお楽しみとしてとて も有名なのですが、ホ○○ルのサービス。確かに京都ではよく電話ボックス内にチラシ をみかけますね。京女あるいは京美人というものにあこがれるすけべなおじさんが多い のでしょうか？需要も需要なら供給も供給、結構繁盛していると聴きます。無理です、 はっきり言って無理です、正規のルートでは（裏口、すなわち非常階段をならあらかじ めしめし合わせておけばうまくいくかもしれない。保証はしませんが）。そんなわけで 仕事のみ、あるいは受験生、性欲ではなく食欲を満たしたい人（私のように）には適し たホテルなのです。
　
　だから「まむし」は仕事のために置いてあるんだってぇ！
　
　さあ、食欲の秋がすぐそこに！！ホワイトホテルに泊まって、宿泊費うかして、 京都の味を満喫しようではありませんか！！次回はいよいよラーメン屋ののれんをくぐ ります（のれんあったかな？）。ひきつづきご覧くださいね。
　
だそうです。（←手抜きモード突入。）
　
補足）このホワイトホテルの並び（細い路地沿いなのですが）には素泊まり２５０ ０円というところがあります。ほんとに素泊まりだけなんだろうな。寝るだけとかさ。 日雇いのおっちゃんとかが泊まるのかなぁ。とにかく家族向けではなさそう。もう一つ 、ホワイトホテルの近くに仮眠室のあるサウナ（ベルデクラブだったかな？）もありま す。そこも安いんじゃないかな？実は私はよく京都に夜行バスで行っては、朝、そのサ ウナでひと汗流してから仕事に向かったものです（その頃、ラーメン屋のことは知らな かった。すぐにきだったのに残念！）。サウナの脱衣所からすぐテラス（もちろん屋外 ）に出ることができて、素っ裸を朝日のもとにさらしたものです。気持ちよかったなぁ 〜。
　
　いや、本人は気持ちよかったかも知れませんが・・・。それに、「見えそうで見 えないほうが、より一層そそる。」とマニアの方も言っておられますしぃ。さあみんな 、ガーゼを纏おう！ということでこの話、次回に続きます。今度こそ爽やかにしようね っ♪

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