【名  称】
乗鞍高原温泉
【地  域】
中央道西部
【公認HP】
http://www.iitabi.net/norikura/ski/
【日  時】
出発日:平成12年12月23日(土)
出発地:桑名市内
行 き: 8:30発→13:30着(温泉×2)
帰 り:15:30発→17:00着(温泉)
帰着地:松本市内
【ボ ー ド】
全面滑走可能
【ナイター】
ありません
【アクセス】
名古屋からも東京からも、ヒジョーに中途半端な位置にあります。最寄りのインタ ーは長野道の松本なんですが、詳しくは松本沙梨(さりん)ちゃんの登場する“桑名発 観光ガイド”の『奥飛騨慕情だじょーagain♪』を参考にしてください。名古屋か らだと東海北陸道を使って高山経由で入ったほうが距離的には近いです。
【駐 車 場】
“湯けむり館”を過ぎたあたりから何個所か駐車場があるようですが、ぼーっとし ながら走っていたら休暇村の駐車場まで行ってしまいました。ここからもスキー場へは 簡単にアクセス出来ますが、滑って降りたところでないとチケット売り場がありません 。そんなん、別にかめへんやん。と思っていたんですが、リフト券が保証金のいるID カード方式だったので、帰りに換金するのにちょっと困りました。やはりスキー場の駐 車場に停めたほうが無難でありましょう。基本的には無料♪ですが、第3駐車場のみ土 日祝日年末年始は500えん取られるみたいです。
【路面情況】
 テレホン・インフォメーション(・0263-93-2333)のテープの声のおねえさんが 「道路に雪はないのぉ♪」と言ってたのですっかり安心してたんですが、“湯けむり館 ”を過ぎたあたりからバンバンに圧雪凍結状態になっておりました。あ〜ん、おねえさ んの嘘つきぃ。。。僕の車は一応は四駆だったのでノーチェーンで強硬突破しましたが 、二駆だったら完全アウトよねぇ。と肉屋のおばさんが言っておりました。後から思え ば、恐らく下のほうの駐車場までは除雪されていたんでしょうが、なんせぼーっと走っ ていたもんだから見過ごしてしまいまして。もっとも、昼過ぎの遅い時間だったので上 のほうしか空いてなかったかも知れません。試しにさっきテレホン案内を聞いてみたら 、12月30日現在で道路は圧雪状態だそうです。やはりノーマル・タイヤの場合、1 58号線を曲がった先の10キロは基本的にはチェーン着装を覚悟しておいたほうがい いでしょう。最悪の場合は松本から先40キロは駄目かも知れません。
 
 高山方面からアクセスする場合、国道158号線は平湯から向こうはピンチであ りましょう。最悪の場合は東海北陸道の白鳥ICから先、ひたすらチェーン走行という ことも考えられます。チェーンを巻くのが嫌なら、遠回りでも松本経由のほうがまだ助 かる確率は高いでしょうが、そこまで行くなら白馬のほうへ行っちゃいますよねー、フ ツー。 
【リフト券】
1日券4000円のほか、4時間券3200円、3時間券2700円、2時間券2 300円と、細かい設定があるのが嬉しいですな。定期券サイズのIDカード方式であ りまして、最初に保証金として1000円余分に取られます。時間券の場合、ゲートを 通るときに「あと○○分」と表示されるので物忘れの激しい人だって安心だね♪
【ガ イ ド】
 のりくり、のりくり、のりくら〜♪(“フニクリフニクラ”の節で歌ってネ♪) ということで乗鞍高原温泉スキー場。別に乗鞍高原スキー場でもいいんじゃないか?と いう気もするんですが、乗鞍高原温泉スキー場。乗鞍岳の眺めもいいし、温泉だって涌 いてるし、このエリアではまずまずのゲレンデ規模を誇っているんですが、いかんせん アクセスが中途半端。ついでがないとなかなか行く気になれんところなんですが、ちょ っとワケあって高山から松本に抜けることになったので、ちょっとついでに寄ってみま した。単なる思い付きだけで立ち寄ったもんだから、あまり下調べもしてなくて、テキ トーに走って着いたところが休暇村の駐車場。とりあえず下に滑り降りたところで2時 間券を買って、ガラ空きのクワッドリフトに乗ったわけなんですが、後から調べるとこ れが「休暇村ゲレンデ」というやつだったんですな。
 
《休暇村ゲレンデ》
 
 長さ850メートルの第1クワッドと、その上に450メートルの第2ペアとい うのが懸かっております。第2ペア沿いの“ユートピアゲレンデ”というのは国設ゲレ ンデと休暇村ゲレンデを結ぶ連絡コース的なものなので、実質的には第1クワッド沿い の“スカイウェイ”“パノラマ”“エキスパート”の3コースがメインということにな るでしょう。
ただこの日は“スカイウェイ”しかオープンしてなかったような気がするんですが 、もしかして見落としただけかも知れません。で、“スカイウェイ”はデータによると 長さ1700メートルということですが、そんなにあったかぁ?という感じで、“無難 な距離と傾きの、とっても無難なコース”という印象でありました。一応は中級者向き となっておりますが、初級者でもなんとかこなせるのではないかと。“パノラマ”“エ キスパート”も中級向けとなっておりますが、滑ってないのでコメントできません。
 
《国設ゲレンデ》
 
 休暇村第1クワットの終点からちょっと歩いたところに第2ペアリフトの乗り場 がありました。とりあえず乗ってみると、終点近くになって右手方向にもう1本リフト が伸びて来ているのを発見。第2ペアを降りて、そっちのほうへトラバースしてみるこ とにしました。カニ歩きしないと駄目なくらいの上り坂になっていて、ここらあたりの 設計が今ひとつだなぁ。。。という気がしましたが、違うゲレンデなんだ仕方ないのか も知れません。で、そこから下に滑り降りていくのが国設ゲレンデの“夢の平コース” (上部)と“木の陰コース”だったんですな。テキトーな長さと適度な斜度変化があっ て、中級者にはなかなかに楽しいコースでございました。休暇村よりもこっちのほうが いいですねー。ただ、国設第1クワッドでもう一度上ってから滑ってみると、1415 メートルというリフトの長さの割には、ちょっと滑走距離が短いカナ?という感じがし ました。なお“木の陰コース”のちょっと急な部分には初心者用の迂回コースもあるよ うです。“夢の平コース”の部分には国設第2ペアという600メートルのリフトもあ るので、初心者はこれを利用したほうが無難ではないかと。で、国設第1クワッドの上 には国設第3ペアという545メートルのリフトもあり、それを利用する“かもしかコ ース”というのは距離は短めでも適度な斜度の中級者コースとコブコブの上級者コース があるようです。
 
 国設ゲレンデから休暇村ゲレンデに戻る場合は下り坂なので、滑っていけばOK ですな。僕が戻ろうとすると下から小学生6年生か中学1年生くらいの“幼女マニアで はないロリ好き♪”にはもっともオイシイ年頃の集団がえっちらおっちらと上ってくる ところでありました。その隙間をひょいひょい♪と擦り抜けようとしたら、目の前の女 の子がいきなりガバっと股を・・・、いや、スキーの先を“ハの字”に広げるもんだか ら、僕は思わず股の間・・・じゃなくて、スキーの間に突っ込むような格好になってし まいました。せっかく頑張って上ってきたのにここでコケさせちゃうと可哀相なので、 ぐっと腕をつかんで支えてあげて、なんとか体位を入れ替えることに成功しました。そ の間、女の子は僕の目をじっと見詰め、黙って僕のされるがままになっておりました。 もしかして惚れられましたかねー?ただ変態と間違われただけかも知れませんけどー。
 
《乗鞍ゲレンデ》
 
 あまりよくわからなかったんですが、休暇村ゲレンデと国設ゲレンデの下に乗鞍 ゲレンデというのもあったんですね。というか、乗鞍ゲレンデがこのスキー場の中心だ ったんですねー。ベース部分には500メートル程度のリフトが平行して何本も懸かっ ていて、かなり横に広いゲレンデになっている模様です。ただ、けっこう傾いているよ うでありまして、全体的に上中級者向けのコースが多いみたいです。あともう1本、尾 根伝いに1000メートル足らずの乗鞍第6クワッドというのが懸かっていて、それを 利用する“鳥居尾根コース”が中級者には人気のようです。途中から乗鞍第2ペア沿い の“トライアルコース”と分岐するみたいですが、これは上級向けですな。
【設  備】
知りません。
【総合評価】
どのスキー場ガイドを見ても、わりと評価は高い模様です。地味な実力派といった ところですかね?これといった派手なロングコースはないんですが、全コースが滑れる ようになれば、かなりバラエティに富んだ滑りが楽しめるのではないかと。乗鞍の眺め と、ガラ空きのリフトも嬉しいところですな。これでもっと近けりゃ、言うことないん ですけどねー。。。
【立寄温泉】
“湯けむり館”で決まり。
【よりみち】
冬以外なら乗鞍スカイラインのドライブ、乗鞍高原のハイキング(滝と池がいくつ かあります)、足をのばして上高地など、いくつかのプランが考えられますが、冬はお となしく“湯けむり館”に浸かって帰りましょう。


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