【名　　称】: ダイナランド
【地　　域】: 岐阜・奥美濃
【アクセス】: 　東海北陸自動車道が白鳥まで延びましたね。ここまで来ればダイナランドまで、もうすぐそこです。たぶん。インター降りたら国道１５６号線ですね。通称イチコロ。「めいほう」の時にも書いたが、この道は渋滞するので有名。高速が美並までだった頃は１５６に降りた途端、夜中の２時でもノロノロという感じだった。いたるところに電光看板が出ているので道に迷う心配は皆無。それでも道に迷うという人は基本的に車の運転にはむいていないので、あきらめること。１５６からスキー場までも結構いい道なので谷底転落の危機は少ない。今までチェーンが必要だったことはないが、スリップして車がスピンした人もいるので注意するにこしたことはない。
【ガイド】: 　ダイナランドです。名古屋弁で言うと「でゃあならんど」。通称「ダイナ」。ちょっと前までは「大日岳」という名前だったので、中年の人の中には今だに「大日」と言っている人もいます。ある日、経営者の枕元に大日如来が立ち、「ダイナランドにしなはれ。」と告げて立ち去った。という噂があります。多分ウソでしょう。今作った話ですから。さて、岐阜県内でガンガン滑りたいと思ったらここダイナランドということになるでしょう。土日・祭日には早朝スキーも楽しめます。早朝といっても、ほとんど真夜中と言っていい午前３時から。丑の刻参りの帰りにちょっとひと滑り、という人も多く、白装束で頭に蝋燭をともして滑っている様はとってもファンタスティックです。このスキー場にはいくつかリフトがありますが、アルファライナー（トリプル）とベータライナー（クワッド）の２つでほぼ全コースが滑れます。アルファライナーに乗ってしまったら、必然的にダウンヒルコースということになりますね。全長約３０００メートル。最大２４度、平均１５度。緩急があって、ちょっとしたコブもあり、よくダシがでる。中級者には最適です。あと神中回転バーンなんてのもある。なんか、神中という人がグルグル回転しながら突然バーンと出てきそうで怖いですね。ローリングじじいみたいで。; 　ベータライナーに乗った場合、ＡＢＣの３つのスカイラインコースがメインとなります。Ｂコースは中級者向け。出だしのところがちょっと急だけど、だましだまし何とかいける。Ａコースはさらに急な箇所があるので上級者向け。だましだましいけば何とかなるが、だましきれなくなると滑落する。このカベを迂回するラビットコースというのがあり、初級者向けということになっているが、これがとんだ食わせ者だった。幅がむちゃくちゃ狭く、しかも日陰なのでアイスバーンになっていて神経つかいまくり。そんなコースが延々と続き、こんな疲れる迂回コースはめったにあるもんじゃない。途中で５回くらいコケてもスカイラインコースを滑ったほうがマシです。
【設　　備】: 　いつもこの項目はロクな情報がないので、今回からガイド本を参照して少しはマシな情報を提供します。アルファライナー乗り場のそばの「レストラン・ベルーナ」の２階はスパゲティが女の子に好評、３階は洋食が食べられるそうです。「ラーメン亭」は名前から判断して本格的イタリア料理の店か。あんがい普通のラーメン屋だったりして。
【総合評価】: 　バリバリ滑る派には名古屋地方でも随一の人気を誇る。ただし初心者、初級者はほとんど滑るところはない。下のほうで雪合戦するか、カマクラでも作るほかなかろう。上・中級者なら１年に１回くらいは行っておいてもよかろう。ちなみに１１月の下旬にはオープンするが、一番下のリフト１本分だけなので、やめたほうがいいと思う。; | Previus | | Up | Next |