【名　　称】: 志賀高原・焼額山（３）
【地　　域】: 長野・信越
【アクセス】: 今回はナシです。前回までのページを参照して下さい。
【ガイド】: 　さ、いよいよゴンドラに乗り込みました。あ、ここの自動改札はわりあいスムーズですね。プリンスホテルの南館に車をとめた場合は第２ゴンドラ、東館にとめた場合は第１ゴンドラに乗る事になります。どっちに乗ってもだいたい同じ所に着くようです。ただ第１は４人乗り、第２は６人乗りなので、普通に考えたら第１のほうが混むかも知れません。西館にとめた場合は一度リフトでのぼってからゴンドラ乗り場方面へ滑り降りることになりますが、まあなんとかなるでしょう。前にも書いたように朝イチの第２ゴンドラは待ち時間ゼロ。ゴンドラに乗ろうと思ったら混んどら。星飛雄馬が引いているのはコンダラ。なんてことを考えているヒマもありません。見ず知らずのおっさんと乗り合わせたら上に着くまで一言も会話がなく、閉鎖された空間は重苦しいムードにおしつつまれておりました。教訓その１。ゴンドラ内での無口なおっさんは困る。ゴンドラ内では気まずい空気を救うため、３０秒に１回くらいはなんか声を出しましょう。「ええ天気やなあ。」とか「山やなあ。」とか「スキー場やなあ。」とか。なんでもいいんです。意味なくても。八方あたりのゴンドラと比べると、標高を稼ぐという感じではなく、なんとなくダラダラした感じでのぼっていきますね。さ、てっぺんだ。なんにもないですねえ。トイレもないので、上に行ってから景色のいいところで、と思っていた人はアテがはずれて愕然とします。食い物屋もない。宅配ピザ屋もこない。ソバ屋の出前持ちもこない。ダスキンがモップの交換にもこない。これはもう滑り降りるしかないですね。上から見て右のほうへ行くとパノラマコース、左を行くとジャイアントコースになります。このスキー場はコースの看板がしっかりしていて、初・中・上級の別も明記されており、間違って上級コースに入りこんでコケまくり、頭から雪かぶりまくり、滑落しまくり、スキー板ハズレまくり、すいませーん、板とってくださーい。という心配はありません。ただ、ゴンドラでのぼって来てしまうと上・中級者コースばっかで、だまされて連れてこられた初級者は逃げ場がなくて泣きをみることになります。とりあえず右のパノラマコースのほうへ行ってみましょう。標高が２０００メートルと高いので雪質が最高ですな。踏みしめるとキュッキュッという音がします。首しめるとグエッという音がするそうですが。サラサラで、思わず「むっちゃ滑りやすいやん。」と叫んでしまいます。今まで伊吹山なんかで滑っていた人は感涙にむせぶことでしょう。パノラマコースはインとアウトがあって、インが上級、アウトが中級。チャレンジ精神のカケラもないオジサンは中級を選びました。緩急の変化やカーブが適当にあってなんとか中級、でもコブはちょっぴり苦手な２６歳、という人にはナミダモノのコースとなっております。途中で白樺コースと唐松コース、サウスナイターコースに分裂します。もう一度ゴンドラに乗るのならプリンスホテル南館・第２ゴンドラ乗り場方面という看板にしたがってサウスナイターに入りましょう。滑走距離は２５００メートルで、かなり滑りごたえがあります。ゴンドラの頂上から左へ行くとジャイアントスラロームコース。名前を見ると思わずビビっちゃいますが、大丈夫です。なんとかなるでしょう、たぶん。スーパージャイアントスラロームコースちゅうのもあるし。スラロームバーンというのは名前はおとなしいがオリンピックのコースです。始めてスキーをはいた人の練習にぴったり、なワケがない。; 　［他スキー場との連絡］一の瀬山の神スキー場へは白樺コースから簡単に滑りこめる。ほとんど同じスキー場の感覚。そこから一の瀬ダイヤモンド、一の瀬ファミリーへと夢は広がる。逆に帰ってくるのも問題ない。一方、奥志賀へは第１ゴンドラを降りて３００メートルくらい歩くことになる。上り坂なので結構めんどくさい。奥志賀まで行くと志賀高原もどん詰まり。後の展開も望めないので無理して行くこともないような気がします。
【設　　備】: 　プリンスホテル西館のレストランが綺麗。
【総合評価】: 　ここひとつで十分にやっていけるだけの実力を持ってます。昼を過ぎると雪質や雪面が若干悪くなるので午前中にガンガンすべりたいですね。出来たらプリンスもＧＥＴしたいです。; | Previus | | Up | Next |