【たいとる】
できるかな（その２）
【著 者 名】
西原理恵子
【じゃんる】
すとーりー漫画＆若干のこらむ
【出 版 社】
扶桑社
【判　　型】
Ｂ５判かな？
【おねだん】
９５２えん（税別）
【が い ど】
「こんにちは。志摩子でぇす。」
「大阪の彰子ですぅ。」
「官能小説にカンドー女子高生ひなのでーす♪」
「官能小説に感動ぉ？ひなのちゃん、官能小説なんか買ったのぉ？」
「うんっ、“ざうるす”の“うんこびゅーあ”でＧＥＴしたのぉ♪」
「うんこビューア？」
「うんっ、コレなのぉ♪」
「“ブンコビューア”やん！」
「口のはしを指で横にひっぱって、うんこうーあーっ♪」
「小学生かいっ！」
「あ〜ん、失礼なのぉ。。。“ようちえん児れべる”なのぉ♪」
「あっ、そっかぁ♪って、自慢にならんやん！」
「で、これ、ザウルスで本が読めるのぉ？」
「ねっとで“だうんろーど”するのぉ♪」
「どれどれ。あ、縦書きなんやね。」
「縦でも横でもおっけーなのぉ♪字のさいずも変えられるのぉ♪」
「あ、ホントね。“文字サイズ・最小”はちょっと読みにくいわねぇ。」
「やっぱり、おっきいほうがイイのぉ♪」
「けど、“文字サイズ・大”はデカ過ぎやでぇ。１行に９文字やん！」
「ま、“文字サイズ・小”くらいが無難なところね。」
「で、これ、本はタダなん？」
「１冊、５００えんから８００えんっ♪」
「ちょっと高いわねぇ。。。」
「でもまあ、中学生にカツアゲされたことを思えば、諦めのつく値段やね。」
「ぱんつ１枚買うのを我慢すればイイのぉ♪」
「ぱんつを選ぶか、本を選ぶかやね。」
「ぱんつは脱いだらただの布きれだけど、本は読んだら教養が身につくのぉ♪」
「で、ひなのちゃんは何を買ったのよ？」
「“官能＆ばいおれんす”のところにあった、梶山季之著、暗闇の女っ♪愛欲を貪 り尽くして飽くことを知らぬ女。運命に抗いつつ哀しみに溺れていく女。肉体を武器に 世の中をわたっていく女。男を騙す女、そして騙される女。これら百花繚乱の芳香豊か な華々しき女性たちの人生模様を、自在の筆をもって、あますところなく描ききる！元 祖超流行作家・梶山季之のきわめつき傑作小説集、登場っ♪」
「愛欲を貪り尽くして飽くことを知らぬひなの。肉体を武器に世の中をわたってい くひなの。男を騙すひなの・・・」
「あ〜ん♪」
「で、どうなん？面白かったん？」
「まだ５ぺーじしか読んでないのぉ♪最後まで読んで、おもしろかったらこの“こ ーなー”で紹介するのぉ♪」
「で、今週は“できるかな”の第２回目やね。」
「“えろ系”鰈おぢさま絶賛、サイバラ大先生のとってもためになる本なのぉ♪」
「じゃ、“町内まんが”編、いってみるわよぉ！」
 
　　　　　※
 
（町内まんが「タイ・バンコク編」）
 
「わたくし西原はひょんな事から１年のうち数ヶ月をタイでくらすことになりまし た。なのぉ♪」
「タイねぇ。行ったことないねぇ。」
「ひなのも行ったことはないけど、食べたことはあるのぉ♪」
「塩焼きにすると、とってもオイシイのぉ♪って、なんてベタなネタなのよっ！」
「“たいやき”もオイシイのぉ♪」
「で、タイのバンコクでとっても人気のあるテレビの話が書いてあるんやけど、そ の番組っていうんが・・・」
「本日の死体っ！」
「あ〜ん、死体としたいのぉ♪」
「でっきるっかな、でっきるっかな、はてはてふう〜ん♪って、試してる場合じゃ なくってぇ！」
「アンタら、ネクロフェリアかいっ！」
「あ〜ん、“根暗麩入りおばさん”にそんなこと言われたくないのぉ。。。」
「あっ、ごめーん♪って、何なんよそれ！」
「そういえば、タイには“死体博物館”っていうのがあるらしいわねぇ。ネットで 見たことあるんだけど・・・」
「そういう趣味の悪い“さいと”を見るのはよくないのぉ。。。」
「ま、それはそうなんだけど・・・」
「やっぱり“女子高生とナマちゃっと♪”なのぉ♪」
「あ〜ん、とっても楽しそうなのぉ♪って、女子高生はひなのちゃんだけでたくさ んよっ！」
「ほめてくれてうれしいのぉ♪」
「で、タイにはゲイも多いんやね。」
「仏教国で“生まれかわり”が信じられているから、ゲイにはとってもカンヨーな んだって。」
「ゲイのために女房を泣かすこともないのぉ♪」
「で、近所の八百屋のおばさんは、テーブルの上でハダカで踊っている孫の、その ・・、なんというか・・・」
「ちんちんっ♪」
「・・・を“ちぅー”と吸ったり、“ずずずず”と吸ったりして・・・」
 
「貞操観念の著しく欠如した、とんでもなく“ひなのちっく”な社会環境やねっ！ 」
「とっても“おーぷん”で、イイところなのぉ♪」
「で、りえぞぉ先生は３本足のイヌに食いつかれた。ということで、あまりよくわ かんないけど１本目はおしまいっ！」
 
　　　　　※
 
（町内まんが「バンコク色街編」）
 
「これは、ひなのちゃんの好きそうなネタが展開されそうやねぇ。」
「とっても爽やかなのぉ♪」
「で、まず最初がマッサージ屋さんの話やね。タイの観光名物には全身マッサージ や足の裏マッサージがあるんやけど・・・」
「地元の人がいくマッサージ屋さんには特別なメニューがあるのね。で、その特別 メニューというのが・・・」
「たま・まっさーじっ♪」
「タイ案内人の鴨ちゃんは、玉マッサージのおばはんに“人生において三本の指に 入る大事な事”を教わったんやね。」
「その教えというのが・・・」
「兄ちゃん、女をせめる時はカドからせめなっ♪だってぇ。きゃはははははは♪」
「ひなのちゃん、カドからせめられたことあるのぉ？」
「う〜ん、わかんない。。。」
「ひなのちゃんでも、わからんことがあるんや！」
「おそるべし、バンコクの玉マッサージのオバハンの真髄！って感じよねぇ。。。 」
「あ〜ん、へんな感心しないでほしいのぉ。。。」
「で、続いてはゴーゴーバーの話やね。」
「日本の正しい伝統芸能、“ふき矢”とか“ろーそく・しょー”とか“泡ぶろ・し ょー”なんかを見ることが出来るのぉ♪」
「どういうもんかはよくワカランけど、ロクでもないもんであることだけは確かや ね。」
「じゃ、つぎのまんがにいくのぉ♪」
 
　　　　　※
 
（町内まんが「お下品玉まんが編」）
 
「きゃはははははは♪お下品玉まんがっ♪」
「うれしそうやねぇ。。。」
「親が見たらきっと泣くわねぇ。。。」
「で、料金も安くすいているから、とゆう事で、生まれてはじめてゴルフをしたり えぞぉ先生なんやけど・・・」
「ゴルフが終わって鴨ちゃんがフロへいってみると、どこをどう間違えたのか、フ ロ場のイスが全部・・・」
「すけべ椅子っ♪」
「すけべ椅子って、どういう椅子なんよ？」
「いらすとで書いてみるのぉ♪」
「よくわからんけど、すけべな用途に使うことだけは確かやねぇ。。。」
「出どころは“そー○らんど”なんだけど、最近では老人介護にも流用されている のぉ♪」
「すけべ椅子で元気にリハビリねっ♪とか言ってる場合じゃなくてぇ！」
「汚夢老師にも試してもらいたいのぉ♪」
「敬老の日にプレゼントすると喜ばれるかも知れんねぇ。」
「で、おフロに入ると目線がちょうどすけべイスのくぼみの高さと同じで・・・」
「ボクは世界のあらゆる人種ののびきった玉を一度に見られるとゆう大変貴重な機 会を得られました。って、鴨ちゃんが告白しているのぉ♪」
「ちなみに、インド人のが一番立派やったらしいねぇ。」
「とってもためになる“たま”のお話なのぉ♪」
 
　　　　　※
 
（町内まんが「その他編」）
 
「そろそろ面倒になってきたから手抜きモードに入っちゃうけど、まずは“おさん ぽ編”ね。」
「これは“ぱおん”のお話が中心なのぉ♪」
「最後の“やっぱりドリアンは頭で割ると体によくない。”というソムチャイおじ さんの言葉が胸にしみるわねぇ。」
「小さくても、しみるんだぁ♪」
「小さいけど感度はイイのぉ♪って､何を言わせるのよっ！」
「きゃはははははは♪」
「で、次は“住宅編”なんやけど、タイのマンション建築の現場がいかに素晴らし いか、という話やね。」
「工事をしている出稼ぎのおじさんが、つくりかけのお部屋に家族を連れてきて住 みついてるのぉ♪」
「次の“タイ最強敵あらわる編”は、華僑は強いけど、インド人はもっと強い。と いうお話ね。」
「やっぱり、たまが大きいだけあって、いんど人は立派なのぉ♪」
「でも、文句言うばっかりで、ぜんぜん仕事はせんらしいね。」
「たまが大きいから、たまに働けばいいのぉ♪」
「そういうもんかねぇ。。。」
「で、鴨ちゃんのマンションが、注文したのとまったく違う内装にされちゃって・ ・・」
「２０年前のらぶほてるみたいにされちゃったのぉ♪」
「むっちゃ趣味よさそうやねぇ。。。」
「で、怒った鴨ちゃんがついに戦いを決意するのが“海外における日本人の正しい 戦い方編”ね。」
「海外における日本人の正しい戦い方というのは、早い話が・・・」
 
「金にものを言わすっ！」
「指を３本立てて、これでどうや？みたいな？」
「あ〜ん、もう１本！って、そればっかじゃないのっ！」
「そうやで。志摩子さんの相場は４０００円なんやから、エエ加減に覚えやんと。 」
「そっかぁ、指４本だったぁ♪」
「私を安くみないでね！って、だから桁が違うわよっ！」
「で、書いてるサイバラ先生もさすがにアホらしくなってきたとみえて、世界にや くしんするつもりの“ご近所まんが”は中止！やね。」
「ま、全体的にとっても爽やかな作風だったわね。」
「ひなの、“たい”に行って金目鯛の煮付けを食べたくなっちゃったぁ♪」
「食べれるといいわね。」
「あ〜ん、“こめんと”が投げやりなのぉ。。。」
「まじめに相手してると疲れるのよねぇ。。。」
「それはそうなのぉ♪」
「で、最後の“増ページ特別編”は、タイでけっこうな交通事故をおこしてしまっ たっていう話やね。」
「乗っていたタクシーがバイクのおっちゃんを撥ねとばしちゃったんだけど、被害 者のもとへ“たったった”と歩みよった鴨ちゃんは・・・」
「お前、いくらほしい？」
「あ〜ん、いくらよりも“うに”のほうがイイのぉ♪」
「じゃ、ウニの軍艦巻き一丁ねっ♪って、違うでしょっ！」
「で、どうみても３ヶ所以上骨折しているおじさんは、“ひゃ・・・１００ドル” と・・・」
「たかい！３０ドルに負けろ！」
「１ドル１１０円として、３３００円やね。」
「あ〜ん、志摩子ねえさんよりお買い得なのぉ♪」
「当然よっ♪って、私はおっさんより７００円高いだけかいっ！」
「そこへタイの警察がやってきて・・・」
「おれはみてたぞ。お前がバイクであんなスピード出すのが悪い。お前なんか１０ ドルだ！」
「あっという間に“６７ぱーせんと・おふ”なのぉ♪」
「午後７時を過ぎたスーパーのお総菜売り場並みのダンピング率やねぇ。。。」
「それから、タイにいるタカさんっていう日本人の話になるんだけど・・・」
「タイ人の女の子に恋をしちゃうんやね。」
「借金持ちで元ヘロイン中毒なんだけど、タカさんと彼女はなんとか借金を返して 、小さな飲み屋を始めることに・・・」
「幸せになれてよかったのぉ♪」
「ところが開店する前に彼女はヘロイン中毒に戻り、前に付き合っていたタイ人ヤ クザの女になっちゃったんだって。」
「あ〜ん、タカさん、かわいそうなのぉ。。。」
「そんなタカさんのもとに女の両親が来て、実はうちの娘にはピーがついてるんで すよ。」
「“ピー”って何んよ？」
「とても公共の電波では放送できないから、伏せ字になってるのぉ♪」
「あ〜ん、そんなものがついてるなんてぇ♪って、違うでしょっ！」
「“ぴー”っていうのは精霊や幽霊のことなんだってぇ。」
「だからもーダメ。だって、ピーがついちゃったんだモン♪と言って、両親はけら けらと笑ったんだって。」
「タイでは、現世がダメなら死んで生まれかわっちゃえばいいんだ。というお得な 考え方が主流なのぉ♪」
「自分の大事な娘でも“ぴー”がついちゃったからもうダメ。“ここでつまずくよ りさっさと他の事を考えましょう。”とゆってけらけら笑った両親の発想がなんだか大 変おもしろく、たのもしく・・・」
「いやー、タイなんだなーと思った。というりえぞぉ先生の独白で、おしまいっ♪ 」「ひなのちゃん、よかったねぇ。いくら現世がすけべでも生まれ変わればエエんやて 。これでご両親も一安心やね。」
「彰子ねえさんも来世は派手になれるとイイのぉ♪」
「ありがとねっ！」
「ひなのちゃんも、来世こそは貞操になれるとイイわねぇ。」
「うんっ、ひなの頑張って“ぷれい”に励むのぉ♪」
「ということで、“町内まんが編”はおしまいっ！」
「来週は“水産系さいと”にふさわしい“サイバラ水産編”なのぉ♪」
「お楽しみにねっ！」
【あ･げ･る】
「サイバラ先生の“できるかな”は次回のプレゼントになるんやけど、“織田無道 の心霊写真”はどうやったん？」
「応募、皆無っ！」
「予想どおりなのぉ♪」
「ということで、“織田無道の心霊写真”が欲しい人は、ひなのちゃん宛にメール してくださーい♪」
「先着１名様にプレゼントやね。」
 
（ひなの携帯めーる♪のあどれす）
 
　　hinapyon@t2.ezweb.ne.jp
 
「まってるのぉ♪」

| Previus | | Up | Next |