『漆かぶれ、捨て地の僧に、栗素股』
　会社のおぢさんたちと連れ立って、４人でお昼を食べに行ってまいりました。後 ろのほうには仙石さんを含むおぢさん３人組が歩いておりまして、どこへ行くのかと思 っていたら、結局は同じ店に集結いたしまして。
 
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　　　　○ 鯖 ○ ○
 
という形に設置されているカウンターを塩サバ通信（仮名）の社員で占領する形と なりました。（さばぴょんは「鯖」のトコロに座ったのぉ♪）この店はビルの地下一階 にあるんですが、ビルの入り口のところにメニューを掲げた看板が立っておりまして、 みそカツ、エビフライ、刺身の各定食のほか、肉系・水産系の日替わり定食が各１種類 ずつというラインナップになっております（一部地域で既報済。）本日の日替わりは「 和風ハンバーグ」と「サバ塩焼き」でございました。おぢさん達はその看板を見て「サ バかぁ。」「サバやなぁ。」という感想を口にしながら力強く頷いて、「今日はサバに 決定っ♪」といった感じで軽やかに店への階段を降りて行ったのでありました。そして 上図のように着席して、右のほうから順番におばちゃんに注文したのでありました。
「さば」「さば」「さば」「さば」「さば」「さば」「和風ハンバーグ！」
あ〜ん、裏切り者ぉ。。。
 
　ということで「カプチーノねた」です。『銀座・ワーグナイト』から無事に帰還 されたごんあじちゃまから
 
> 昨日スカイマークエアラインを使いまして、
> すなわち福岡経由で長崎へ戻ったのですが、
> 福岡での出来事のご報告メールです。
> ネタに困ったときにでもつかって下さい。
 
というメールを戴いております。ちょうどいま、ネタに困っているところだったの で、ありがたく使用させていただきます。
 
> 博多駅の新幹線乗り場のそばに脱血コーヒーなんてこわ〜い！
> ぢゃなくてダッチコーヒー(水出しコーヒーね)を飲ませるお店があるんですよ
> そこでは今「フィーリングコーヒーフェアー」というのをやっていまして
> いろんなトッピングのカプチーノがメニューに入っているのですね。
 
ほう、ダッチコーヒーですかぁ。「ダッチ」というとどうしても「ワイフ」関係を 思い浮かべてしまいますが、そういえば、ごんあじ様は“南極２号”関係のプロフェッ ショナルであらせられますな。もうひとつ「ダッチロール」という言葉もございますが 、これは極めて真面目な航空用語でございまして、決して「ダッチのジェリー・ロール ♪」というものではございませんので、誤解のないように注意しましょうね。で、その カプチーノ。
 
> そのラインナップがスゴイんです。
> 6種類ありましてね、
> カフェ・モカチーノ（チョコレートシロップとココアパウダー）
> カフェ・カラメチーノ（カラメル）
> カフェ・ワインチーノ（ワイン）
> カフェ・ココナップチーノ（ココナッツミルクとナッツ）
> カフェ・キナコチーノ（きな粉）：
> 　　きな粉風味のカフェ･オー･レに生クリームときな粉をトッピング。
> 　　香ばしい味わいのヘルシーコーヒーです。
> カフェ・シルコチーノ（しるこ）：
> 　　カフェ･オー･レにゆであずきを加え、生クリームと抹茶粉を
> 　　トッピング。しるこのような和風コーヒーです。
 
Ｏｈ！キナコチーノ、シルコチーノ！だいたい「きな粉風味のカフェ･オー･レ」と いうもの自体がアヤシイのに、さらに生クリームときな粉をトッピングぅ♪粉っぽくな いか？というのがまず最初に懸念されますが、意外や意外・・・。
 
> なんやそれ〜！！！と思いながら、
> 私はとりあえずキナコチーノを注文しました。
> 一口飲んだ瞬間、お口に広がるきな粉とカフェオレのハーモニー・・・
> これが飲めないことはなくてですねぇ、おくちなおしをのまずに済みました。
> こんどサバさんも飲んでみて下さいよ。
 
うーん、そうなんっすかぁ。。。いや、「飲めないことはない」と書いてあるだけ で、どこにも「おいしい♪」とは書いてないのがちょっと気になるトコロですが、こん どさばぴょんも飲んでみますぅ♪
 
> 次はシルコチーノです！博多駅に行ったら、シルコチーノ！これですね。
> しかし、、、茹でアズキは恐いすね。
 
大丈夫っす。「コーヒーぜんざい」っていうのもあります。ということで、今度は 塩味の鯖をトッピングした「サバチーノ」というのにチャレンジしてみましょう。あ〜 ん、なんだかテニスがうまくなりそうなのぉ♪
 
　はい、続いて「検尿」です。私はそれほどコーヒーが好きなわけではなく、喫茶 店に入ってコーヒーを嗜み、ピーナッツをつまむという機会はそれほど多くはありませ ん。たまーに紙コップ式の自動販売機でカフェオレとかを飲んだりする程度です。上か ら紙コップがトンと落ちてきて、コーヒーが「じゃーっ」と注がれて、適量になると「 ぴたっ」と止まるやつですな。私はこの、コップに「じゃーっ」ときて、適量で「ぴた っ！」というのを自分の身を持って経験しました。どこでかというと、健康診断の「検 尿」であります。昨年の検診では「採尿タイム」になっても尿意をまったく催さず、な んとか絞り出しはしたものの、質・量とも決して満足な出来ではございませんでした。 そのおかげで何やら異常が認められたようなんですが、今年度はその反省を踏まえて、 なるべく適量を採取出来ますよう努力しました。早朝４時の検便採取時にその日の第一 便を済ませ、そのあとは神田駅でも東京駅でも名古屋駅でも会社でも耐え忍び、いよい よ待ち望んだ午前１０時半の検尿タイム。看護婦さんが「一番下の線まで採ってねっ♪ 」と微笑みながら私に紙コップをひとつ渡してくださいました。見るとその紙コップに は３本の線が入っており、下から５０、１００、１５０という数字が書いてあります。 一番下までということは、５０ｃｃということだねっ。私は深く頷いて、個室へと向か いました。さ、いよいよ採尿です。５０ｃｃってどれくらいカナ？これくらいカナ？と いうあたりで一度とめて、いや、もうちょっとかな？と思い直して再放出。これでどう や〜！と手に持った紙コップを目の高さまで持ちあげてチェックすると、あ〜ん、下の 線ピッタリなのぉ♪私はこの上ない幸せを感じながら、晴れやかな表情で個室を後にし たのでありました。おしまい。
 
　＠　あ、紙コップで「レモネード」（ホット）を飲みながらこの原稿を読んでる 人がいたら、ゴメンねっ♪ま、飲尿はカラダにもイイと言いますしぃ。飲尿はイイんに ょー♪ということで、漆かぶれ、捨て地の僧に、栗素股。漆にかぶれて痒ぃときは、素 股に栗を挟めば刺のチクチクがとっても刺激的ぃ〜。あ〜ん、出家僧の気分なのぉ♪と いう心情を詠んでみたわけなんですが、うるしかぶれ、すてちのそうに、くりすまた。 ぶれすてちのそうにくりす。「プレステッヂのソニー・クリス」のマイ・ピン子でぇ〜 す。あ〜、栗素股ぁ♪
 
 
（１）　ＢＬＡＣＫ　ＣＯＦＦＥＥ　(2:54)
（２）　ＷＨＥＮ　ＳＵＮＮＹ　ＧＥＴＳ　ＢＬＵＥ　(2:41)
（３）　ＧＯＤ　ＢＬＥＳＳ　ＴＨＥ　ＣＨＩＬＤ　(5:20)
（４）　ＯＮ　Ａ　ＣＬＥＡＲ　ＤＡＹ　(3:09)
（５）　ＴＨＩＳ　ＩＳ　ＦＯＲ　ＢＥＮＮＹ　(5:59)
（６）　ＳＵＮＮＹ　(4:01)
（７）　ＴＨＥ　ＢＥＡＴ　ＧＯＥＳ　ＯＮ　(2:29)
（８）　ＳＯＮＮＹ’Ｓ　ＤＲＥＡＭ　(2:35)
（９）　ＷＨＥＮ　ＴＨＥ　ＳＵＮ　ＣＯＭＥＳ　ＯＵＴ　(3:51)
（10）　ＣＲＹ　ＭＥ　Ａ　ＲＩＶＥＲ　(4:11)
（11）　Ｉ’ＬＬ　ＣＡＴＣＨ　ＴＨＥ　ＳＵＮ　(2:46)
 
 
（１）（２）　『ＴＨＩＳ　ＩＳ　ＣＲＩＳＳ！』　(PRESTIGE)
 
　はろー。女子高生・須磨珠美でぇーす♪タマミってば、セシル・マクビーの服が 大好きな女の子なんだけどぉ、“じゃず”なんかも嫌いぢゃなくってぇ、特にソニー・ 栗栖がチョーお気に入り♪こんなスマ・タマミのこと、気軽に“すまた”って呼んでネ ッ♪すまたはね、中華料理なんかがわりと好きでぇ、とくに“ふぇいばりっと”なのは 酢豚。あ〜ん、私のすぶたを奪ってぇ♪って感じなんだけどぉ、ブサイクな女の子はス ベタよねっ。あ、タマミは超カワイー女の子でぇ、よく内田有紀に似てるって言われる んだけどぉ、今度、塩さばオフ会があったら、ぜひ誘ってほぴーなっ♪すまた、うーん とサービスしちゃうんだからぁ♪あ、それでぇ、日曜日にここの掲示板にカキコしてお いたからぁ、カンのいい人なら「あ、今度の“まい・ぴん子”は須磨珠美ネタだな！」 ってわかっちゃったと思うんだけどぉ、はたして登場、すまたちゃん。
おそらく今回限りで消える運命っていうかぁ、アルバム３枚目あたりで汚夢老師あ たりと入れ替わる気配がノーコーなんだけどぉ、ま、イケるところまでイッちゃうから ね。ということで、今日の“ぴん子”はプレスティッジのソニー・クリス。一発めは『 でぃす・いず・くりす』ってゆーアルバムねっ。日本語にすると『あーん、これがクリ ちゃんなのぉ♪』ってカンジかな？キャッ！で、このアルバムはジャケが素敵よねっ。 コンクリート剥き出しの壁にペンキで書いたよーな“ＴＨＩＳ　ＩＳ　ＣＲＩＳＳ！” の字が、とっても族っぽいのぉ♪「栗栖参上！」ってトコロかな？クリちゃんはプレス ティッジに計７枚のリーダー作を残しているんだけどぉ、この「参上！」が第一弾よね っ。しんぷるな“かるてっと”編成で、さいどまんはウォルター・デイビスのピアノに 、ポール・チェンバースのベース、ドラムスはアラン・ドウソンねっ。
 
　　・「いい？」「あらん、どうぞぉ♪」
 
　　> ＯＫだねっ♪
 
って、すまたはそんな軽い女の子ぢゃなくってぇ、高校でも貞操部に入ってるんだ ぁ。で、このアルバムはアタマの「ぶらっく・こーひー」が超イケてるぅ〜♪
 
　　・授業中　ゲーセンぶらつく　校費乱用
 
　　> 使い込んぢゃったぁ。。。
 
って、すまたはそんなズベ公ぢゃなくって、遊ぶカネはちゃんと自分で稼いでいる んだぁ。っていってもエンジョとかエンガチョとかぢゃないよ。とまあ、そんなことは どーでもよくって、「ぶらっく・こーひー」。クリちゃんってば、とってもソーウツ気 質の激しいヒトでぇ、ノー天気に舞い上がったかと思えば、今度はチンウツに落ち込ん だりして、とってもナイーブな性格らしいね。この「ぶらー・こー」はそんなクリちゃ んの“ウツ”な面がよく現れた演奏だと思うんだぁ。都会の夜のアンニュイってゆーか 、孤独感がブラック・コーヒーのほろ苦さによく具象されてるってゆーふうに思うなぁ 。ちなみにブラック・コーヒーって言うのは普通の砂糖のかわりに黒砂糖を入れたもの なんだけどぉ、すまた的にはシルコチーノが超らぶらぶ♪で、もう１曲は「ほえん・さ にー・げっつ・ぶるー」がイイかな？“さにー”っていう下仁田なぎゃるがいて（それ は“さみー”かぁ。。。）そのカノジョがブルーになっちゃったんだね。「ブルーレッ ト置くだけ」の使いすぎぃ？ってカンジなんだけどぉ、すまた的には「奥さん入れるだ け」のほうがスキ♪でさあ、これってなんてゆーことのない「歌モノ」なんだけどぉ、 クリちゃんのスタイルにぴったりフィット！ってカンジのするメロディだよね。インペ リアルのクリちゃんが若さにまかせて突っ走るっ！ってカンジなのに対して、プレステ ィッジのクリちゃんはずいぶんオトナになったぢゃん！
 
 
（３）（４）　『ＰＯＲＴＲＡＩＴ　ＯＦ　ＳＯＮＮＹ　ＣＲＩＳＳ』　(PRESTIGE )
 
　はろー。女子高生・須磨珠美でぇーす♪まだ汚夢老師のお世話にならなくっても ダイジョーブみたいなんだけどぉ、今度は『クリちゃんの肖像』ねっ。白い、ざっくり したカンジのセーターがとってもオシャレなんだけどぉ、これはきっと都はるみが編ん だものねっ。だって、そこかしこに女心の未練が見え隠れしてるんだモン♪着ては貰え ぬと思っていたのに、はるみ、らっぴー♪とか思っていたら、そうゆーコトぢゃなくっ てぇ、はるみからこのセーターを貰ったオトコは即効でフリマに出しちゃってぇ、そこ にふらっと買い物に来たクリちゃんが、お！これエエやん！とか言って３００円で購入 し、愛用すること、この冬で６年目。ってトコロかな？すまたってわりと霊能力とかあ るからぁ、セーターひとつ見ただけで、そういう情景がふと脳裏に浮かんぢゃうのよね 。で、このセーターは首のところが「とっくり」になってるんだけどぉ、こーゆーのを 着る時って、途中で「包〇手術の宣伝広告写真」みたいになっちゃうのよね。こういう 、センシティブさに欠けているところが、はるみの悪いところや！って、カレが怒っち ゃってね。いや、貞操部所属のすまたには、何のことだかよくわかんないんだけどぉ。 。。で、『これがクリちゃんなのぉ♪』と同じパーソネルによるこの２作目からは「ご っど・ぶらす・ざ・ちゃいるど」と「おん・あ・くりあ・でい」を選んでみたのぉ。
すまたって、クリちゃんの薔薇亜土ぷれいが超らぶらぶなんだけどぉ、この「強盗 、ブラ吸うだ、茶色だど」は絶頂、ぢゃなくって、絶倫、でもなくって、絶品よねっ。 フツー、絶品と絶頂と絶倫を間違えるかー？ってカンジなんだけどぉ、それはさておき 、テーマを吹くクリちゃんの「はらほれひらほれ♪」っていう「触れば落ちなん」って カンジの風情が、もうたまらんっ！もうひとつの聴きモノはウォルター・びしょびしょ ♪のピアノ・ソロの後半、すーっとかぶさるよーにクリちゃんが登場する瞬間。もぉ、 背筋ゾクゾクものなのぉ♪続く「おん・あ・栗あ・でい」のほうも、出だしの部分は薔 薇亜土調よね。そこからイン・テンポ、略してイ〇ポになって、けしからんっ！あ、も うちょっとで汚夢老師が出そうになっちゃたけど、イ〇ポになってからはスインギーな 快演がクリ広げられるのぉ。鬱から躁。この移り変わりがとってもクリちゃんよねっ。 ウォルター・びしょびしょのピアノも、とってもＧＯＯＤなのぉ♪
 
 
（５）（６）　『ＵＰ，ＵＰ　ＡＮＤ　ＡＷＡＹ』　(PRESTIGE)
 
　すまたの解説もそろそろあっぷあっぷってカンジなんだけどぉ、こうなったらも う、意地でも最後まで続けちゃうんだからぁ。プレスティッジの１作目、２作目で軽く アイドリング運転を済ませたクリちゃんなんだけどぉ、この３作目にして、いよいよエ ンジン全開ってカンジぃ？４作目でオーバーヒート、５作目で足を出してエンジン全壊 っ♪っていう事態もキグされるんだけどぉ、某Ｍ菱の製品ぢゃないからきっとダイジョ ーブよね？ということでぇ、プレクリ（←プレスティッジのクリス）のアルバムでどれ か１枚、ということになれば、やっぱりこの『アップ・アップ〜』よねっ。“躁バリバ リ”ってゆーカンジで、元気のないカレに聴かせたりすると、きっと効果ビンビンだと 思うナ♪メンバーは前２作からがらっと変わって、樽春男のギターの入ったクインテッ ト編成ね。ピアノは志田ウォルトン。この人のスタイルって、ソニー・クラークとハー ビー・ハンコックを足して２で割って地味にしたよーなカンジなんだけど、すまた的に はけっこー好きっ♪で、ベースはボブ・クランショウで、タイコは霊二位・膜ブラ海胆 ねっ。１曲目のタイトル曲から躁全開ってカンジなんだけどぉ、すまたは「でぃす・い ず・頬紅」と「さにぃ」を選ぶんだぁ♪「頬紅」のほうはクリちゃんと親交の深いピア ニスト兼作編曲家、保冷す・タプスコットの曲ね。すちゃちゃかちゃか、すちゃちゃか ちゃか、すっちゃん♪すっちゃん♪ってゆーピアノのイントロの、“すっちゃん♪すっ ちゃん♪”のトコロが超らぶりー♪んでもって、テーマに続いてゲンキに飛び出すクリ ちゃんの早漏が、ぢゃなくって、ソロがもうサイコー♪早漏がサイコーなわけないよね ー。ということで貞操部のみんなの意見は一致したわけなんだけどぉ、この「でぃす・ いず・頬紅」から「さにぃ」へと続いていく流れがこれ股、イイのよねぇ。ピン子と言 えどもこの流れは変えたくなかったからぁ、連続で選んでおいたのぉ。とにかく「さに ぃ」は気持ちよさそーに吹きまくるクリちゃんソロがバツグンよねっ。オーバーヒート 寸前でサーモスタットが開いて、クールなシダーのソロへと流れていくのもよいのよね ー。とゆーことで、イヤなことを忘れてスカっとしたいときには最適な１枚なのぉ。
 
 
（７）　『ＴＨＥ　ＢＥＡＴ　ＧＯＥＳ　ＯＮ！』　(PRESTIGE)
 
　このアルバムのジャケを見て、まず最初に思ったコトは〜、「あれ、いっしょの セーター着とるやん！？」ほらあ、はるみのセーターよぉ。ついに愛用７年目に入った か？って感じなんだけどぉ、さすがに女心の未練が重荷になってきたのか、クリちゃん の表情がメッチャ暗いのぉ。。。もう、鬱の極みっ！ってカンジぃ。捨てりゃイイのに ねぇ、はるみが他のオトコに編んだセーターなんて。で、このあるばむ、メンバー的に みると前作の『あっぷ・あっぷ』から樽春男が抜けたカルテット編成。思いつきでギタ ーを入れてみたんだけどぉ、あんまりよくなかったのぉ。。。やっぱり器具は箒でぇ♪ ということでもないんだろうけど、やっぱりギター抜きのほうがスッキリした印象よね っ。ちなみにドラマーは前作の膜ブラ海胆から、前々作の“あらん・どうぞぉ♪”に戻 ってるわね。嫌われちゃったのカナ？膜ブラちゃん。
地味で印象薄ぅ〜い１枚なんだけどぉ、アルバム・タイトルになっているポップ・ チューンはイントロから単一フレーズを繰り返すシダーのバッキングが印度象的よねっ 。ちょっぴりアンニュイなムードが鬱状態のクリちゃんにお似合いなのぉ。
 
 
（８）　『ＳＯＮＮＹ’Ｓ　ＤＲＥＡＭ』　(PRESTIGE)
 
　全部で７枚あるプレクリのあるばむのなかで、もっとも勾配意欲をって、傾いて どーする。もっとも購買意欲をソソられないのが、この『そにーず・どりーむ』である 。ってゆーようなことを「じゃず・じゃ」のコーナーでさばのおぢさんが書いてたんだ けどぉ、すまた的にはまったく同感なのぉ。そういえば「すまった、すまった、島倉千 代子！」ってゆーギャグが島木譲二＠よしもと新喜劇にあるんだけどぉ、ねえ、みんな ぁ。キャバクラでシマクラと素股しない？って誘われたときと同じレベルにソソされる ものがないこのアルバム、聴いてみると意外と悪くないのよねぇ。掘れす・タプスコッ トが全曲を提供して、オーケストラのアレンジと指揮も担当しているこのアルバムは、 いわばクリちゃんとタプちゃんのコラボレーションって言えると思うんだけどぉ、
 
お題（コラボレーション）
 
　　・「コラっ！掘れっ！」「イイっしょ？」「ん〜♪」
 
　　> 強要される、愛。
 
ってカンジよねっ。「イイっしょ？」っという問いかけに義務感を感じてしまうわ けなんだけどぉ、アルバム冒頭の「ソニーズ・ドリーム」がイイのぉ♪いかにもタプス コットらしいメロディ・ラインの曲でぇ、テーマ部ではホーン・セクションがバックで アンサンブルをつけるんだけどぉ、ソロに入ると基本的にはクリちゃんのワンホーンよ ねっ。こういう出しゃばらないアレンジが性交の、いや〜ん、誤変換♪成功のヒミツだ って思うのぉ。トミ・フラの押さえたソロ、アル・末期盆の堅実なベース、エバレット ・ブラ運・ジュニアのシャープなドラミングもマルっ♪オーケストラ作品だからって毛 ギライしちゃ駄目よっ。
 
 
（９）　『ＲＯＣＫＩＮ’　ＩＮ　ＲＨＹＴＨＭ』　(PRESTIGE)
 
　これもプレクリのあるばむの中出は、あ〜ん、危険なのぉ！いけません。プレク リのあるばむの中では地味なカンジなんだけどぉ、ビートルズ・ナンバーの「えれのあ ・りぐびー」とかぁ、ロリンズの「そにーむーん・放蕩」とかぁ、ティム・ハーディン の「みすてぃ・ろーず」といったバラエティな選曲が魅力的よねっ。サイドマンは『ザ ・ビート・ゴーズ・オン』のシダーをエディ・グリーンに変えたっていうカンジでぇ、 この人のＢ級っぽいタッチが逆にポップな味わいを強くしていて、意外と悪くないのぉ 。そんな中、クリちゃんの持つ哀感が如実に現れた名バラードとして「ほえん・ざ・さ ん・米酢・あうと」を選んでみたのぉ。あ、“ＣＯＭＥＳ”は“こめず”ぢゃなくって “かむず”かぁ。まるでソプラノみたいなクリちゃんのトーンが、なんて言うか、透明 な哀しみ？みたいなものを感じさせて、絶品よねっ。クリちゃんっていう人は脆いガラ ス細工のよーな繊細なココロの持ち主だったそーだけど、こういう演奏を聴いてると、 なるほどなぁ。。。って思っちゃうよね。こういうヒトには間違っても「早いのね！」 とか言っちゃ駄目だって、すまたは思うのぉ。エディ・グリーンのソロもイイけど、こ こはアラン・ドウソンの繊細なブラッシュ・ワークに注目っ！よっ。
 
 
（10）（11）　『Ｉ’ＬＬ　ＣＡＴＣＨ　ＴＨＥ　ＳＵＮ！』　(PRESTIGE)
 
　プレスティッジ最終作にして、なんだかふっ切れちゃってるのがこの『あいる・ きゃっち・ざ・さん』というあるばむね。ロス録音ってゆーこともあってかマンテカ、 ハンプトン・ホーズのキレのいいピアノのせいもあって、なんだかクリちゃんらしくな い“カラっと陽性♪”な仕上がりになってるのぉ。ねちねち・どろどろのタニザキ的な 「暗い・ミー・ア・リバー」なんて曲も爽やかなカンジになっちゃってぇ。いや、クリ ちゃんにしては・・・だけどねっ。ということで、今回の“ぴん子”のラストは健全路 線の極み「あいる・きゃっち・ざ・さん」で締めてみたいと思いまーす。この、ふっ切 れたよーな吹きっぷりは、いつも太陽をつかもーとして悪戦苦闘してきたクリちゃんの 、ひとつの回答なんぢゃないカナ？って、ちょっぴり救われたよーな気分になる名演な のでありましたぁ。
 
　なんのかんの言いながら、けっきょく最後まで書いちゃったー。きっと今回限り で消えちゃうキャラだと思うけど、最後まで読んでくれて、どーもありがとぉ♪またい つの日か、みんなとお会い出来るといいナっ♪
 
　以上、“女子高生すまた”でしたぁ♪

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