うちのサイトはですね、とっても不人気です。不人気を示すバロメータとして、掲示板の寂れ具合が挙げられると思うんですが、 “be-bop掲示板” は月に１度ほど、かれい技師の書き込みがあるかどうか。…といった状態でありまして、ほとんど自分で書いた 「更新しました。」 という通知だけで成り立っております。　あまりに誰も何も書いてくれないので、名前を “更新しました掲示板” に変えたこともあるくらいなんですが、2006年06月08日現在で僕以外の最新の書き込みはと言えば、

　いやこれは、何とも被写界震度の浅い写真でありますな。　いちばん手前の花弁の色がちょっと濃くなっている部分だけにピントがあっていると言うか、ま、はっきり言ってしまえば、ピンボケの失敗作のような気がしないでもｂないんですが、でも大丈夫。　こういう場合はですね、目を細めて、見るほうの側で絞りを調節してやればいいわけです。モザイク入りのすけべビデオだって、目を細めてやれば何となく見たい部分が見えてくるような気がするんですが、アレと同じ原理ですよね。　それでも無理なら通信販売でモザイク除去装置を買うしかないんですが、少なくともネガポジ反転機能に関してだけは効果抜群でしたからね。　素人出演モノで、プライバシー保護の為に顔の部分がネガになっている作品で、それを反転してはっきり見ることが出来ただけでも 12,800円出すだけの価値はあったな。…と自分に言い聞かさなければ、切なくてやりきれないような代物でありましたが、今回の僕の作品は違法スレスレの超薄消しとなっておりますので、ハイテク機械のお世話にならなくても恐らく大丈夫だと思うんですけどね。　ほら、目を細めてやれば高解像度、大画面で丸秘ケマンもクッキリ！！

　で、ひとつの花に着目してみると、ジロボウもケマンも確かに似たような形をしてますよね。　強いて言えば、ムラサキケマンのほうが紫色の度合いがより強いよね？…という気はするんですが、形そのものは同じであるといっていいでしょう。　ま、どちらもケシ科キケマン属の植物なので、似ていて当然なんですが、ちなみに “ケマン” というのは、かれい技師が考えているようないやらしい物ではぜんぜん無くて、漢字で書くと “華鬘” 。　太字にするとよく見えなくなっちゃうような難しい漢字でありますが、花の輪をかたちどった飾り物で、寺院のお堂の装飾に用いられるんだそうで。　で、この華鬘を思わせる植物に “ケマンソウ” というのがあって、それの黄色いバージョンが “キケマン” で、黄色くなくて紫色いバージョンが “ムラサキケマン” ということになるわけです。　で、ケシの仲間ということになると、何か危ない薬効があるのではないか？…と期待されるわけなんですが、同じケシ科のキケマン属でも食用になるものと、食べると有毒なものとがあるんだそうですね。　大雑把に言うと、名前に “○○エンゴサク” と付くグループは大丈夫で、 “○○ケマン” の類は駄目なんだそうですが、見た目が紛らわしいだけに “キケマン属で七草粥パーティ” とかを開催する時は注意が必要です。　誤って食べちゃった場合の中毒症状は、心臓麻痺、呼吸不全、けいれん、嘔吐、下痢、瞳孔縮小、体温低下などなど。 　「レーザー技師、ケマンで死亡！」 てなことになると、ワカメ酒を飲みすぎて、毛が喉に絡んで窒息死したのか？…などと、あらぬ誤解を招く恐れがあるので、注意したいところでありますなぁ。